goo

目先を変える

これから夏休みに入り、いろいろ勉強することが出てくるわけですが・・・。

子どもたちが勉強している様子を見ていると、一生懸命考えて解いていたかと思うと、完全に思考停止状態になっていることが多々見受けられます。

ひとつには勉強するのに飽きた、ということだろうし、ひとつには疲れた、ということかもしれない。

いずれにしても思考停止に陥ってしまうと先が続かない。

そういうときは、目先を変えて違う勉強をしてみると良い。休憩や昼寝も短時間ならプラスでしょう。(長く寝てしまうとペースを取り戻すのが大変。せいせい15分ぐらいにしておきましょう。)

学習の予定を組むのに、内容を小まめに変えていくのもプラスになります。

これできないなあ、といって30分考えるのはあまり意味がない。すでに思考停止に陥っているので、だいたい1問10分から15分にとどめて、解答・解説を読むなり、違う問題に進むなりしてください。


今日の田中貴.com
口を動かすより手を動かす

5年生の教室から
売買損益算のポイント

今日の慶應義塾進学情報
流水算







にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )

学習記録のすすめ


これから夏休みが始まりますが、学習記録をつけることをすすめます。

今日はいったい何をやったのか?何となく追われてしまうと、勉強の目的が薄れてしまう。

例えば過去問をやった場合、どんな問題が印象的だったのか記録する。ミスの対策を考えてもいいし、こういう問題を解くのにどんな勉強をこれからすればいいかを考えてもいい。

国語の物語文を読んだのであれば、その著者と作品名を記録してもいい。

算数で、どうしてもよくわからない問題をあとからもう一度やり直すために記録してもいい。

こういう勉強をした結果、どんなことをこれからやろうか、というアイデアが湧いてくることが多いのですが、しかし書いておかないとやはりアイデアは消えてしまう。

毎日少しずつ記録していくことで、自分の勉強に対する目的意識や工夫が生まれていくことが多いので、ぜひこの夏休みに実行してみてください。



フリーダム進学教室  夏期講習案内

今日の田中貴.com
第281回 具体的に注意する

6年生の教室から
計画は常に見直す

中学受験 算数オンライン塾
7月20日の問題







にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )

絶対に合格する

よく勉強をしている子がいます。

まあ、お父さん、お母さんから見ても、本当に良くやっている。朝も早くから自分で起きて勉強しているし、ちゃんと式を書いて練習しているし、知識を覚えるために、いろいろ工夫をしている。

どうしてそんなに勉強しているのか、といえば当然のことながら本人は「絶対に合格する」と思っているからです。

「絶対に合格する」と思うことはなかなか大変なことです。

幼い子は、つい何とかなるかもしれないなどと思いつつ、勉強をサボってしまいがちになる。しかし、そういう誘惑を振り払って、「絶対に合格する」という気持ちで勉強する。だから遊ぶことをがまんするのも、当たり前にできるわけです。

まあ、そこまで思い詰めて、うまくいかなかったらどうしよう、と心配される向きもあるかもしれませんが、それだけやる気になっているのだから大いにがんばってもらえばいいのです。結果は自然、ついてくる。

「絶対に合格したい」と思うのは、みんな思っているでしょうが、「絶対に合格する」と思うのとは大分違います。「絶対に合格する」というのは「そのために何でもやってやるぞ」という気概があるわけで、やはりそれだけ入りたい、という気持ちが強いのです。

どうしてそういう気持ちになったのか、は子どもによっていろいろでしょうが、そういう魅力のある学校に出会えたからではあるわけで、そこにまず手を貸してあげることが大切かもしれません。


今日の田中貴.com
詰めの段階へ

5年生の教室から
夏休みは算数の復習に力を入れる

今日の慶應義塾進学情報
正解率を上げるために何をするのかを決める







にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )

予備日を作る

来週から夏期講習が始まります。

日程も結構詰まっているし、やることもたくさんある。したがって、どうしても予定が狂うことがあるものです。

順調に予定を終えていければ良いのですが、うまくいかないとき取り返す日がどうしても必要になる。だから予備日をつくると良いのです。

夏休みの学習の計画を立てた上で順調にことが進んでいたら、この予備日は勉強しない。

その日1日、どこかに遊びに行ってもいいし、本人が好きなことに使ってもいい。とにかく勉強をしないのです。

そうすると予定を順調にこなすことに対してもうひとつ目標ができます。この日までにやってしまえば、この日は休みだ!遊びに行けるぞ!となり、それはそれで励みになるというもの。

こういう楽しみを夏休みの間にいくつかちりばめておくべきです。

確かに受験生ではあるものの、小学生の最後の夏休みであるのも事実。楽しい日程もつくっておきましょう。



フリーダム進学教室  夏期講習案内

今日の田中貴.com
速さに関する問題

6年生の教室から
得点力をつける

中学受験 算数オンライン塾
7月18日の問題







にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )

やる気を出す子

夏休みに向けて過去問の課題を出したりすると、突然、変わる子がいます。

しっかり勉強を始める。お父さん、お母さんと相談して突如、計画を作り、そして実行していく。

やはり過去問ということになると、これまでの勉強とはちょっと違う、と思うのでしょうか。

いよいよ、ここまで来たか、という気持ちが強くなるのかもしれません。

実際に、そういう力は本当はすでに備わっていて、ちゃんとやろうと思えばやれるところはあるわけですが、しかし、気持ちがそちらに向かないとなかなかできない。

そういう意味で過去問の練習というのは、やる気を引き出すことにつながるのかもしれません。

この夏、過去問の練習をする機会を増やして、ぜひ入試に対する意識を高めてください。


今日の田中貴.com
暑さに対する対策

5年生の教室から
覚えるのが嫌い

今日の慶應義塾進学情報
作業する問題







にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )

大逆転の要素

これまで結構な大逆転を見てきました。

例えば40前後の子が65ぐらいの学校に合格する。いくら何でもそれは無理だろうと思っていたのが、年末からできるようになってきて、「ひょっとすると・・・」と思っていたのが本当になったり・・・。

しかしそういう子はそれまでの間に本当に勉強していないことが多いのです。あるいはやっていてもやらされてるか、あるいはやっているフリをしているだけ。

勉強していないから、できるわけがないし、だから成績も悪い。

そういう子が本気で自分で勉強し始めると、一気にできるようになることがある。もちろん多少はやっていたから、「ああ、そういうことだったのか」とようやくわかり始める。わかると、何だ、簡単じゃないか、ということで頭が動き始める、というのもあるでしょう。

一生懸命勉強している子は、やはりそれなりにちゃんと出来るようになっているから、そういう子はなかなか大逆転は起きないかもしれません。しかし、そういう子はちゃんとそれなりの勝負になっているから、それはそれで良いのです。

いずれにしても、自分で本気になって勉強するようになれば、それなりにできるようになる。

逆にそうでなければ、いくら時間をかけてもやはりできるようにはならないものです。



フリーダム進学教室  夏期講習案内

今日の田中貴.com
算数ができるようになるには

6年生の教室から
赤い×印

中学受験 算数オンライン塾
7月16日の問題







にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )

過去問をやっていくと

似たようなことを聞かれることが良くあります。

例えば昨年から今年の問題について言えば「合区」という言葉が頻繁に出題されました。これは1票の格差是正で、いままで1都道府県1選挙区であったものを、複数の都道府県にまたがった選挙区に変更したものですが、いろいろな学校で出題されました。

だから、「ああ、またか」と感想を持つ子どもたちも多いでしょう。しかし、それが良いのです。つまり「良く出る知識を繰り返し練習する」ということになる。

これがひとつのメリットです。

だから、暗記ノートを作っておくと便利です。

良く出た問題は、来年もまた出る可能性があるので、しっかり覚えておきましょう。


今日の田中貴.com
植物に関する問題

5年生の教室から
式を書く習慣

今日の慶應義塾進学情報
長い夏休み







にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )

夏は朝型へ

いよいよ夏休みです。

夏休みになると講習も午前中や昼間になってくるので、夜遅くまで塾に行かなくてもいい、ことになります。

ということは、朝型の勉強がしやすい。もともと夏は朝がんばった方が効率がいいのは事実です。昼間はもう暑くって。もちろんクーラーがあるわけですが、でもずーっとクーラーにあたっているのも、身体によくないかもしれない。

6年生の場合、多くの塾では午後が講習になることが多いようです。やはり拘束時間が長いのと、他の学年はまだ受験学年でないので午前中にして学校行事その他に配慮するからでしょう。

だから午前中に一気に勉強を進めるのがいいのです。前日の復習もしっかり寝て、充分脳が休息をとったところから始めるのが良いでしょう。

また過去問も、休息をとったところで挑戦した方が、できも良くなります。

で、午後講習に行って、帰ってきたら少しまた勉強するでしょうが、いずれにしても早く寝ましょう。

早く寝るから早く起きられる。

遅く寝て早く起きるのは論外。まずは、体力が持ちません。

受験生とはいえ、まだ小学生ですから、充分に体力を回復させていかないと、体調が悪くなる。体調が悪くなると勉強も長くできなくなるから、やはりしっかり休むときは休んだ方が良いのです。

なるべく朝型にして、早く寝る。この生活のリズムを大事にしてください。



フリーダム進学教室  夏期講習案内

今日の田中貴.com
第280回 届く範囲

6年生の教室から
国語の過去問は空欄を作らない

中学受験 算数オンライン塾
7月14日の問題







にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )

どのくらい勉強すれば合格するか?


子どもたちにとって中学受験は自分でする初めての受験勉強ですから、どのくらいやると合格するか、というイメージが個々に違います。

「塾に行っていれば、勉強するんだから、それで合格する」と思っている子もいるかもしれないし、「1日8時間は勉強しないと合格しない」と思っている子もいるかもしれない。

前者の子はだから塾に行かない日は遊んで良いと勝手に思っているし、後者の子はだんだん圧迫感が出てきて「受験勉強がいやになってしまう」ことになるかもしれません。

元々こういうのは個々の能力によって解ける問題数も覚えることも違うわけだから、一概に言えないところはあるのだけれど、ひとつの水準を示すならば

勉強できると思える時間はすべて勉強する

ということで良いのではないかと思います。例えば別に遊びに行かずともここは勉強できる、と思えるのであれば、その時間は勉強する。

そのテレビは絶対に見たいと思えるものでなければ、この時間も勉強に回す。ただし睡眠時間を削る、というのは長続きしない。例えば11時には絶対に寝ると決めたら、そこまでやってもう終わりにするべきでしょう。

もとより個人差があるので、定量的に何時間やったから、といったところで、できる問題にも差がある。

だから少なくともこれ以上勉強することは困難だ、ということをひとつの目標にすれば良いと思うのです。

という話をすると、みんな無言になりますけど・・・。


今日の田中貴.com
暗記ノートのすすめ

5年生の教室から
決まった時間に寝る

今日の慶應義塾進学情報
電熱線に関する問題







にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )

教えてもらってもできるようにならない

先生がいて、わからない問題が聞ける、ということになると、子どもたちは多くの場合、自分で考えなくなります。

自分で考えなくなる、ということは逆に教えてもらっても、実はわかってはいない。

そういうときの子どもたちの関心は終わること、だけであって、次に自分ができるようにしたい、などとは考えていない。

とにかく、その場の課題が終われば良い、ということになります。

じゃあ、自分で考えるように教えないと、どうなるか?

当然、考えてもできないから、問題が終わらない。終わらないから、当然やる気が出ない。

まあ、どちらがいいか、ということで先生は教えてしまっている、ということが多いのです。

少なくもノートやテキストをお父さん、お母さんに見られたとき、「ああ、終わってるわ」と思われるからです。

でも、子どもたちはできるようになっていません。

まあ、そういうのは成績を見れば一目瞭然ではあるのですが・・・。

要は自分で何とかしようと思わない限り、子どもはできるようにはならないのです。



フリーダム進学教室  夏期講習案内

今日の田中貴.com
講習の復習

6年生の教室から
原作を読む

中学受験 算数オンライン塾
7月12日の問題







にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )
« 前ページ 次ページ »