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地力の差は当然ある

子どもたちを教えていれば、当然地力の差はわかります。

教えればすぐにわかって問題を解きあげる子もいれば、なかなかできない子もいる。

で、努力をすれば大丈夫、ということにはなかなかならない。

ただ、練習をすることによって能力が開花する、ということはあるかもしれません。

だから努力はすべてを解決する、ということにはならない。

むしろ子どもたちの持っているいろいろな能力を活かす工夫をしていくべきなのです。

それなりに入れた学校で、自分のやりたいことを見つけ、その能力を磨いていけるようになれればよいので、そのための学校選びだったり、勉強方法だったり、生活スタイルだったりを子どもたちと相談して家庭がコントロールすることができるのが、中学受験のメリットのひとつです。

ぜひそこを活かしてください。



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第542回 長い時間拘束するのは親のため?

フリーダムオンライン-学習のヒント-
残り半年の戦略を考える

慶應進学館から
普通部の国語







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自分でやるまで待て、と言われるが

言わないと勉強しないし、目を離すと違うことをしている、という子は多いでしょう。

これは小さい時からそういう状況に子どもたちが追い込まれるから、イタチごっこになっている感がますます強くなってきました。

で、子どもは最後は何とか自分でやる、と思うのですが、しかし、最近はそういうイタチごっこの結果「最後までやらない子」も増えてきて、途中で「中学受験撤退」になるパターンもある。

言ってもだめだし、どうすればいいのですか?ということなのですが、ことはそう簡単ではない。

本人に自己肯定感は必要だし、それなりに目的意識も持ってもらわないと難しいし、そういう話をしていても、本人は塾に行っているのが勉強と思っているところはあるでしょう。

で、これもうまくいくかどうか、は難しいところですが、やはり親が一緒に勉強するしかないところはあるのです。

まずは一緒に勉強する時間を作る。そして認める。褒める。

ここで叱ったり、できないことを注意してもあまり意味がない。一緒に勉強するのが楽しいと思わせられれば、流れは変わる可能性があります。

なかなかやる気になるのを待てない、という場合は、まずは一緒に勉強してみてはどうでしょうか?




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受けない学校の過去問

中学受験 算数オンライン塾
7月20日の問題







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自己肯定感を強くさせる

小さいころから組み分け、偏差値漬けにしてしまうと、だんだん自信がなくなってきます。

本来子どもたちは非常識ですから、それなりに自己肯定感を強く持っており、それがいろいろなことに挑戦しようという動機になっていきます。

しかし、自己肯定感がないと、「どうせだめだから」とか「うまくいかないと叱られるし」みたいな感情が生まれてきて、何事にも消極的になりがちです。

ですから、小さいうちは特に自己肯定感を強くする戦略を家庭が持たないといけない。

できること、うまくいったことを褒め、家族から認められているということを感じられるようにしていくことで、子どもたちは積極的になり、やがて多少うまくいかないときがあっても「次はうまくやる」という切り替えができるようになります。

今切り替えがうまくできている子は、それが機能しているのですが、これもうまくいかないことが続くとそれがなくなってしまうので、しっかり見守ってあげましょう。



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偏差値~以下は学校別対策は不要?

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学校別個別ワークス

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偏差値よりも合格点

これから6年生は偏差値よりも志望校の合格点に照準を合わせていくべきです。

なぜか?

偏差値は模擬試験で算出されますが、その模擬試験は、志望校の出題傾向を反映しているわけではない。出ない範囲の問題が出題されているし、またレベルも違うものが多い。

当たり前ですが、すべての学校の判定を1種類の試験で出す以上、統計的に処理するしかないからです。

が、入試はその学校に入りたい子どもたちだけが受ける。だから模擬試験にいた子どもたちがほとんど「いない」試験なのです。

それに惑わされているところが非常に多い。

塾は集団授業ですから、全員に同じことをさせないと効率が悪いのです。(あくまで塾の経営効率という意味です。)

子どもたちは受ける学校も違うし、課題も違う。それを集団授業ですべて解決することはできないのですが、集団授業でやる以上、最大公約数的な解決法しかない。

だから全員を同じものさしで並べたがるのです。

それでつい遠回りをさせられる。

受験勉強の期間が長くなるのです。受験期間が2倍になれば、それ相応に費用もかかるわけで、それはすべて塾の利益になっていく。

なので惑わされないことです。

大事なのは入試で合格点をとることだけ。

試験は6年生の2月ですから、そこに向けて準備をすれば良く、途中の成績は一切合否に関係ありません。




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受験にこそ、Edtechを

算数オンライン
7月18日の問題







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エネルギー切れに注意

もう結構大きくなったから、と思われているかもしれませんが、まだまだ子どもたちの体力は十分ではありません。

成長途中ですから、いろいろなところにエネルギーが必要になる。

あんなに騒いでいたのに、次の瞬間に「気持ち悪い」と言い出すこともよくあること。睡眠不足が原因と思われることもありますが、しかし、やはりエネルギー切れであることは多いのです。

第七波がやってきて、予定よりも早く夏休みに入った地域もありますが、子どもたちのワクチン接種率は高くはないので、やはり感染が心配。

なので、十分に体力を温存しながら、生活させていきましょう。



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別学が大学受験は有利?

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学校別個別ワークス

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伸ばし方はいろいろ

受験勉強のやり方はいくつもあります。

勉強法にしたって、塾に行く、個別指導や家庭教師、通信教育、パパママ塾、とまあいろいろ。それもひとつではなくていくつか組み合わせて、というのが多いと思うのです。

で、それは、やはり子どもそれぞれの状況、志望校、家庭環境などによって決まるのです。

例えば小さな弟君がいて、お兄ちゃんと遊びたくて仕方がない、という場合、これは家で勉強するのはなかなか難しかったりする。

だから塾とか、個別指導の自習室で勉強する、とかそういうこともあるでしょう。

また塾でなければいけない、ということでもないのです。特にこれから志望校に向けて、やることを絞って勉強していく時期に、集合授業というのは割と手を広げがちなところはあるから、それをうちはこう、と絞り込んでいくことも大事。

なので、こうでなければならない、ではなく、ウチの子にはこれで行こう、という考え方をしてください。




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第一志望は変えない

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7月16日の問題







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一列に並ばされて子どもの良さが見えなくなっていないか?

最近は、子どもたちの成績がデータ表示される機会が増え、順位や偏差値、クラスがついてくるので、どうしてもそちらの方から子どもを見がちです。

しかし、子どもたちの力はいろいろなことがあり、単純にペーパーの試験ではかることはできないし、また一列に並ばされるものでもない。

そんなことは学校は良くわかっているが、いずれにしても定員を上回る志望者の中から入学者を決めないといけないので、試験の成績で決めている。

しかし、本当はその試験で取り損ねた子どもたちが学校には本当は必要だったかもしれません。

これから6年生はどんどん成績が出てくる。その成績を見ているたびに、親はどんどん子どもの良さが見えなくなる可能性があるのです。

だからそこを常に意識していましょう。ウチの子にはウチの子の良さがあるんだ、ということをまず親が実感していることが大切だと思います。



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やるべきことを整理しよう

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受験勉強を2年間で集中する理由

慶應進学館から
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恐怖心はなるべく与えない方が良い

お父さん、お母さんに怒られるかもしれない、クラス落ちするかもしれない、など中学受験をする子どもたちは、恐怖心にさいなまれることが多いものです。

その最大は「志望校に落ちるかもしれない」ということで、これは受験する以上やはり厳然と存在する恐怖。

だから、ある程度それに耐えうる耐性のようなものは必要だが、しかし、それがあまりに多いのはやはり子どもたちの心理に大きく影響する。

一番はっきりでるのは、恐怖心にさいなまれると他に対する攻撃性が強くなる、ということ。

しかも、その攻撃性は自分より弱いものに向けられることが多いから、弟や妹たちがその対象になりやすく、また学校でも同じようなことが起こりやすくなります。

だから、なるべく恐怖心を感じさせないような形で受験勉強が進むのが良い。

そのために、やはり褒める材料を多くしていくことが必要なのです。まずはできるようにすること、そして面白いと感じさせること。

できるようにするためにはもちろん勉強が必要なのですが、できないということを示す機会を減らすことも実は必要なことなのです。




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第541回 第7波がやってきた

算数オンライン
7月14日の問題







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「悔しいからがんばる」はあてはまらない子も多い

お父さん、お母さんは、子どもにがんばってもらいたいと思うので、いろいろな話をしてあげます。

たまには、「~君は~クラスにあがったって」という話をして「悔しいからがんばるだろう」と思われるかもしれないのですが…。

往々にして、これはあてはまらない。

今の子どもたちはそんなにハングリーではないのです。十分満たされている、ということは多いわけで、だから何とかしたいと思わない。

「まあ、これが僕の実力ですかね。」ぐらい言いそう。

だから、発想を切り替えないといけないのです。

それに有効なのは褒め殺し作戦。

「いやあ、君ならできるだろうに。」とか、「こんな間違いを君がするのはもったいないなあ。」とか、言ってると、結構、目覚めることは多いもの。

子どもにはやはり自信を持たせることが一番で、だから、そこをどう演出するかがひとつのカギです。

今の子どもたちは組み分けで、褒められるところが少ない分、何か別の手立てを考えていかないといけません。



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朝型にするには早く寝ないと無理

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子どもはあっという間に大きくなる

今年、中学に入った子どもたちも、中間、期末の洗礼をうけつつも、勉強に、部活に、遊びに楽しい時間を過ごしていると思います。

が、親とは一緒に行動しなくなる。

これはある意味当たり前の話であって、やがては家族旅行にもついてこなくなる。やれ合宿だ、クラブの練習だということになるから、別行動。

子どもの方はそれが当たり前だと思い、親の方は「え、もう…」みたいなことになるのです。

だから、今の時間を大事にした方が良いのです。

子どもと一緒に勉強できる、なんて貴重な時間。

その時間はやはり楽しく過ごしてもらいたい。組み分けの結果や偏差値よりも、一緒に勉強できるということの方が大事です。




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私立の受験小学校

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7月12日の問題







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