goo

全員に同じテキストを配るのは公平か?

大手塾では1列に並べるために、全員に同じテキストやプリントを配ります。

だから相当な量になる。

毎年、受験が終わると、お母さんがファイルしていたプリントの写真を見せてくれたりしますが、まあ、その量が膨大。

しかし、全部やったか?と言われれば、そうではない、でしょう。

で、上から下まで、全員に同じ教材を配ることによって。塾は公平である、と言っているのですが、これは違います。

ただ、手抜きしているだけ。

本来は、クラスや能力に合わせて、いろいろ手を尽くすべきなのに、それを無視しているが、その大義名分が、この公平さを担保することにすり替わってしまっている。

土台、1列に並べる必要など、何もないのです。

1種類の試験だけで、すべての学校の合格可能性を判定するという荒技を正当化するために、やっているだけのこと。

子どもの力と、子どもの目標を考えて、それぞれについて何をすれば良いかを考えていけば、自ずとやることは絞られてくるわけで、別に1列に並ばせなくても、子どもの力は絶対評価のテストだけでちゃんとわかります。




今日の田中貴.com
学校も1列に並べられている

中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
力がつくかどうかが問題

中学受験 算数オンライン塾
4月20日の問題





コメント ( 0 )

授業で解説しない問題って・・・

全員に同じ教材を配る塾は、当然、すべての問題を授業でやるわけではありません。

そのクラス、クラスでやる問題が違ってくるわけですが、では、やらない問題はどうするの?

例えば応用問題をやらなければ、当然組み分けに出てくる問題に対応することはできないから、いつまでたっても上のクラスには上がれない、ということになってくるわけです。

だから、土台、上のクラスのことしか、考えていないのです。

1列に並べて、上にくるクラスの子どもたちが実績を作るわけで、あとは、塾の売上を支えてくれていれば、それでOK?

とまでは言わないでしょうが、しかし、まあ、やはりやり方を家庭がしっかり考えて行かないと、遠回りさせられるだけです。




今日の田中貴.com
第603回 本人は一生懸命のはず

フリーダムオンラインブログ お知らせ
フリーダムオンライン 中学受験チャンネル



コメント ( 0 )

記述が書けない子

国語の問題をやっていて、選択問題や言葉の書き抜きはやるが、記述になると手をつけない、という子がいます。

なぜ?と聞くと、めんどくさいの第一声。

まあ、時間に追われているから、アと書けばいいのと、25字の文章を書くのでは、当然手間暇が違う。本人も、それなりに計算をしていて。配点がこのぐらいだから、手をつけなくてもあまり問題ではない、と考えているかもしれません。

が、やはり入試に記述が出る場合は、練習をしないといけない。

でも、そういう子どもたちが、いざ書こうとすると、やはり書けない、ということはあるものです。

そういうときは。解答を写させることにしています。

どうせ、書けないなら、解答を読ませる方が良いわけですが、ただ読ませると、ちゃんと読まない。

だから写させるのです。

写経と同じ。

でも、それで段々慣れてくると、自分で書くようになってくる。

もし、書けないことがあったら、一度試してみてください。




今日の田中貴.com
習い事の選択

中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
速さとグラフ

中学受験 算数オンライン塾
4月18日の問題





コメント ( 0 )

準備が長いと合格しやすいのか?

すべての塾が、受験準備を4年にしようとしているわけではありません。

大手塾の中には、確かに1年生からのコースはあるが、3年生までは週1回にして、まあ、習い事の延長で、ぐらいにしているところもある。

やはり受験準備が長いというのは、家庭がストレスフルになりやすいのです。だから、受験準備が長いと合格しやすくなるとは思えない。

中学入試に出題されることは、ほぼ5年生と6年生で習うことがほとんどなので、その時間をいかに充実させるかの方が大事です。

しかし、すでにそこまでに疲れてしまったり、自信をなくしてしまったりすると、せっかく持っている可能性を活かし切れない。

なので、良く状況を見ながら、受験準備を進めていかなければならないのです。

塾に行かせれば大丈夫、というわけにはいかないのです。




今日の田中貴.com
ポイントは「比と割合」前の「分数と小数の計算力」

フリーダムオンラインブログ 6年生の担任から
オンライン個別指導のメリット



コメント ( 0 )

子どもによって、いろいろなペース配分があり得る

みんなスタートからヨイドンで、一気に走れる、というわけではありません。

体力、知力、いろいろな力が、成長している発展途上、何がどう力の連鎖を生むかはわからない。

だからこそ、塾の決めたペースで走らせることには、リスクがあるのです。

まだまだゆっくりしていれば、あとからしっかり追い込めたのに、もう最初からやる気がなくなっている、というケースが増えています。

疲れすぎない、ということも大事なペース配分。

最終的に入試で合格点が取れれば良いので、もう少しそちらに比重をかけてもらいたいと思います。




今日の田中貴.com
過去問は自分で進めれば何も問題は起きない

中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
勉強の内容を吟味するとき、オンラインを検討してください。

中学受験 算数オンライン塾
4月16日の問題





コメント ( 0 )

不透明さを感じる小学校受験

中学受験の過熱化に伴い、小学校受験が増えている、という話だったのですが、実際に蓋を開けてみると、むしろ減少していた、という話を聞きました。

いろいろ原因はありそうなのですが、やはり小学校受験が持つ独特な不透明さ、が理由という識者がいました。

まあ、実際に幼稚園生ですから、本来的に言えば、字は書けない。

それでもまあ、クイズ的にいろいろなペーパーがあるわけですが、しかし、それもない、という学校もある。

となると、いったい何が決め手なの?と、受ける方がわかりずらい。

そりゃあ、コネでしょう?と言われても、否定する根拠もない。

ということで、やはり中学受験かあ、と考えられる家庭がこれから増える、かもしれません。




今日の田中貴.com
勉強量はやれる時間で決まるので

慶應進学館
キャンプに関する問題



コメント ( 0 )

疲れやすい時期

新学年になって、学校もいろいろ変わります。

クラブ活動もあったり、また6年生は最上級生だから役割がまた違ってくる。

さらに塾は、忙しくなり、やることも増え、忙しくなり、子どもたちのストレスがたまりやすい時期です。

ここから5月病になったりしていく。

だから、しんどそうだ、と思ったら、ムリをせずに休むことです。気分転換も大事。

ちょっとした運動でストレスが発散されるから、スポーツもできれば止めずに進めておくと良いかもしれません。




今日の田中貴.com
集合塾の学校別対策授業で過去問をやらない理由

中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
オンライン個別指導が便利

中学受験 算数オンライン塾
4月14日の問題





コメント ( 0 )

兄弟姉妹、同じやり方をしなければいけないことはない

親とすれば、兄弟姉妹、みんな公平にやるべきことをやりたい、と思うものです。

だから、上と同じ塾、とか、考えがちなのですが、同じやり方が合うとも限らない。

また志望校が同じにならないかもしれない。むしろ同じにならない方が良い、という場合もあるでしょう。

ひとり、ひとり、それぞれ個性があるのだから、それに合わせた方法を考える、というのが一番公平なやり方です。

つい下の子は、上の子と同じが良い、と言いたがるものですが、この場合は、やはりそれぞれの子に合わせたやり方を考えていく方が効率的です。




今日の田中貴.com
塾は親を競わせたい

フリーダムオンラインブログ 5年生の担任から
相対評価と絶対評価



コメント ( 0 )

この塾合わないねえ

これだけ、合格実績が寡占化されているので、多くの方が大手塾に入られていると思います。

しかし、まあ、合格実績が多い、というのは受けている数が多い。だから落ちる数もホントのことを言えば多いので、こうなってくると、あまり当てにはならない。

むしろ、子どもたちが大きな困難を感じずに、準備を進められるかどうかが問題なのです。

たとえロークラスにいても、それで本人がやっていけているのであれば、それもまたひとつの方法と割り切ってやってしまって良いのです。

が、一方で、そのやり方が合わないと言う子もいる。

それをガマンしてやっていると、さらに悪くなる、ということが多いのです。

この塾合わないねえ、と思ったら、やはり方法を変える方が良いでしょう。ひとつの方法が万人に合うわけではありませんから。




今日の田中貴.com
第602回 志望校の決め手

中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
偏差値の高い学校が良い学校というわけではない

中学受験 算数オンライン塾
4月12日の問題





コメント ( 0 )

志望校の合否に関わるレベルとは

志望校の入試問題のレベルはいろいろありますが、しかし、合否に関わる部分というのは,正解率が3分の1以上ある問題なのです。

概ね中学受験の倍率は3倍程度ですから、3分の1の子どもたちができる問題はできないといけない。

逆に正解率が10%レベルはできなくても何も問題がないのです。

しかし、今の子どもたちは志望校に関係なく、この10%レベルまで勉強をさせられ、かつ競争させられるから、疲弊する。

そんなのできなくたって、ちゃんと合格するのに、と思っている先生は多いかと思うのですが、しかし、各塾とも1列に並べることしかしないので、結果として子どもたちに負担が行くのです。

合格実績だけに目を奪われてしまうと、本質的に子どもたちに何が必要なのか,見えなくなる。

そこを親が上手に切り分けてあげないと、ただただ、大変になるだけです。




今日の田中貴.com
何が出るかも知らずに対策はできない

フリーダムオンラインブログ 6年生の担任から
最後に、方程式もどきになるかもしれないが



コメント ( 0 )
« 前ページ 次ページ »