覚め遣らぬあの悪夢から1年。。。 3月11日がやってきました。
もう一年が過ぎ去るとは何と月日の流れの早かったことか。。。
国内はもとより海外の方、自衛隊、ボランティア他数え切れない多くの方の
温かいご支援と身に余る励ましにただただ感謝する一年でありました。
我家は昨年の10月頃にやっとリフォームも終り今では震災以前と変わらぬ
生活を取り戻すことができました。
しかし自分達ばかりがこれでいいのだろうかと落ち込む時もあります。
まだまだ程遠いけれど我が町の一日も早い復旧、復興を願うばかりです。
先日NHKスペシャルで私が住む 「 大槌町 」 が放映されておりました。
近くにある多くの仮設住宅を見ているだけに思い出したくない
重い話しの連続に とても身につまされる再現でした。
言葉にならない震災の悲しみが沢山あったけれど嬉しいこともありました。
友人から送られた水仙の芽が雪をかき分け顔を出してます。
咲く花が何色の春を告げてくれるのか毎日楽しみにしてます。
又、公園にテントを張り長いことボランティア活動をしていた兵庫の方から
今でも励ましのメールが届き感謝の気持ちでいっぱいです。
そして未だ頻繁に日本列島を揺らす地震。
今こうして普段の備えがいかに大事であるかを思い知らされる震災でした。
避難した時に 一番困ったことがありました。
飲み水は勿論のこと口をすすぐ水もなければトイレの後に手を洗うことも
出来なかった苦い教訓を生かし非常持出用リュックには異常といえる程
ウエットティシュを詰め込んであります。
我が町の死者803名 ・ 行方不明者479名 ( 3/7現在 )は住民の一割近い方々 。
黙って手を併せ痛み悲しみ涙する日が消えることはないでしょう。。。
東日本大震災にかかる被災地からの投稿はこの記を最終といたします。
一年間お読み下さいまして ありがとうございました。