子株を見つけるのは楽しい。
少し調子の悪そうなチラ族イオナンタをフックから外して点検した。
すると根本付近から小さな子株をつけているではないか。
おお、子どもに栄養を送っていたため本体が少し元気がなかったのか。
何と健気なことであるか。
赤ちゃんの指先くらい小さな子株に感動する。
他のチラ達も点検すると子株をもうけているのを見つけた。
こいつは中央突破で子株がでてくるエイリアン型。
ずいぶん成長している。
こいつは途中から子がでてくるタイプ。
すごく小さいが親と同じからだつきで笑える。
そういえばオンシーも親の根本を突き破るエイリアン型だ。
そうやって命のバトンを渡していく。
子を見守る楽しみと親を見送るせつなさと。
人もまた。
嗚呼、ボタニカル!