今年最後の植物園へ行ってきた。
穏やかに晴れてはいるが日陰は寒く、小さな池は氷が残る。
葉を落とした木々は樹形がシンプルで美しい。
シジュウカラやコガラが飛び交う。
葉っぱがないから野鳥は見つけやすい季節だ。
次回は双眼鏡を持ってこよう。
外は冬でも温室は別世界である。
ブーゲンビリアがたくさん花を付けている。
明るく朗らかな祝福を受ける。
ブーゲンビリアは接待上手である。
巨大なビカクシダ。
ビカク(美角)とは大鹿の角。
緑のシカ。
ほんとにシカみたいで頭が動きだしそうだ。
複雑かつシンプルなデザインは秀逸である。
アガベ族のリュウゼツラン。
龍の舌。
グリーンがとてもきれいだ。
天を突く肉厚のシャープな葉はしなやかで強い奴らの武器だ。
樹上にからまる巨大なデュラティ。
ウチにいるデュラが子どもなら、こいつは既に仙人サイズだ。
あのクルクルは樹につかまるためのものなのだ。
理由もなくクルクルしていたわけではなかった。
それにしてもクルクルがクルクルを引き寄せ下に伸びてどこが何だかわからない。
おもしろいヤツだ。
東山動植物園はデザインの宝庫である。
特に温室は素晴らしい。
年パスを買ってつくづくよかった。
2千円で1年間通えるのだ。
今年一番のお買い得だった。
2015も植物園で
嗚呼、ボタニカル!