『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

自生するアジアンタム

2020年03月30日 | 植物
 

大阪梅田から山陽電車に乗り入れて姫路に向かう阪神電車の直通特急。
穏やかで美しい海を望む須磨浦公園あたり。
折り返して梅田に向かう電車のようだ。
 


さて、そこから須磨駅までの山陽電鉄高架の真下、歩道との境にはなぜかアジアンタムが自生している。
その距離はおよそ100メートルほど。
数年前にたまたま見つけたが今も元気に残っている。
アジアンタムとは相性が悪い。
暖かい室内で湿度を保ちお世話をまめにしないと枯れてしまう。
と思っていたが、何と須磨に自生しているとは不思議な話だ。
日の当たらない屋外に置いてみようかと思ったりもするが。
アジアンタムの良さは窓辺やテーブルにあってこそで、外にあったらほとんど雑草と見分けがつかない気がする。
なのでたまにその場所を通った時の楽しみにしておこう。