なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

寒い日には使い捨てカイロを効率よく貼って温まりましょう!

2018年02月04日 17時39分56秒 | 健康・病気

寒い日には使い捨てカイロを効率よく貼って温まりましょう!

 
2018年02月04日
寒い日には使い捨てカイロを効率よく貼って温まりましょう!

手軽な使い捨てカイロを上手に使ってポカポカに!

立春だというのに寒い日が続いています。凍えるような気温でも通勤、通学などで、外に出なければいけない時は本当につらいですよね。指先や足先がジンジン冷えてなかなか回復できない、なんてこともよくあります。
こんな時こそ、使い捨てカイロを利用しましょう! 寒いからと一度にたくさん使わなくても、カイロを貼る場所をうまく選べば、効率よく体が温まります。
寒い日のカイロの上手な貼り方のコツをご紹介します。

効率よくからだ全体を温めるために

寒くて辛い、というときは、手や足などの「先」が冷たいと感じることが多いようです。指先や足の先など、からだの末端は心臓から一番遠いところにあります。寒さで血流が悪くなってくると、末端まで血液がめぐらないため、最初に寒さを感じるからです。だからと言って、手にカイロを持っていても、なかなかからだは温まりません。
からだ全体を温めるためには、まずはからだの中心を温めましょう。温められた血液がからだの末端までめぐることで、指先や足先が温まり、からだ全体が温かいと感じるようになります。

では、からだの中心を効率的に温めるためには、どこにカイロを貼ればよいでしょうか。大事なツボを覚えておきましょう。

カイロを使ってはじめに温めたい部分は?

丹田のツボを囲むようにカイロを貼りましょう

丹田のツボを囲むようにカイロを貼りましょう

からだの中で一番体温を下げたくない場所はどこかというと「内臓」です。内臓の温度が下がるとからだの機能が低下してしまうからです。私たちのからだは内臓に血液をたくさん流すことでからだ全体を温めているのです。

そこで最初に温めたいのは「お腹」です。

へその下に「丹田(たんでん)」というツボがあります。「からだの気が集まる」として、とても有名なツボです。ここにカイロを当てることで内臓が温まります。すると、血液がからだ全体に流れ、やがて手先や足先などの末端まで温まっていくというわけです。カイロを当てるときは「丹田」のツボを囲むように貼るのがコツです。

次にカイロを使って温めるのは……

命門と腎兪のツボは、カイロをひとつ貼ればOK

命門と腎兪のツボは、カイロをひとつ貼ればOK

お腹の次に温めるのは「腰」です。
腰は「からだの要」と言われ、重要な神経や血管が通っている場所。ここを温めることで上半身、下半身ともにポカポカさせることができます。つまり、内蔵の血管へ働きかける神経が通っている腰を温めることが、全身の血流アップにつながるのです。

腰の少し下気味の場所、お尻と腰の間の少しへこみのあるあたりに「命門(めいもん)」というツボがあります。その両脇にあるのが「腎兪(じんゆ)」というツボです。このツボはすぐ近くにあるので、カイロをひとつ貼るだけで同時に温めることができます。

風邪のひき初めにあたためたい個所は?

風門のあたりを温めると、肩こりにも効果的

風門のあたりを温めると、肩こりにも効果的

なんだか寒気がしてきて「もしかしたら風邪かな?」と思った時には、「風門(ふうもん)」というツボを温めましょう。
首を前に倒したときに一番出た骨があります。そこから下に向かって数えて2つ目の骨の外側、指2本分のところが「風門」です。

「風門」とは文字通り、“風の門”を意味します。東洋医学ではここから邪気が入ってくると言われていて、ここを温めることで邪気を追い出すのです。「風門」を温めることで風邪だけでなく、肩や肩甲骨の血流もよくなるため、からだのこわばりを和らげる効果が期待できます。

足の冷えが気になる人は……

太渓のツボは足元だけが冷える時などに効果的

太渓のツボは足元だけが冷える時などに効果的

からだの中心を温めた後、さらに温めるとしたら足首です。足首の後ろ側、アキレス腱のあたりを触ると、結構冷たくなっていませんか?
内くるぶしとアキレス腱の間には「太谿(たいけい)」というツボがあります。ここを温めると、全身の血流が促進される効果があります。

※カイロ使用時の注意ポイント
心臓の近く、頭、脇の下にカイロを貼ると気分が悪くなることがありますので、この部分には貼らないようにしましょう。
また、肌に直接カイロを貼ったり、就寝時に使うと低温やけどを起こす恐れがあります。高齢者や糖尿病の方は熱さを感じにくい場合があるので、お気を付けください。

── カイロは上手に活用すれば、そんなにベタベタ貼ることもなく、2~3枚程度で全身を効果的に温めることができます。最近は肩用、腰用、足首用など、部位別に使いやすい形状になったタイプのカイロもあるそうなので、手軽に利用できる使い捨てカイロを上手に使って、この寒さを乗り切りましょう!

「立春」です! とはいえ現実は厳しい寒波。春まではもう一歩です

2018年02月04日 17時36分24秒 | ブログ

「立春」です! とはいえ現実は厳しい寒波。春まではもう一歩です

2018年02月04日

「立春」です! とはいえ現実は厳しい寒波。春まではもう一歩です
『暦便覧』では「春の気立つをもってなり」とある「立春」ですが、もっとも寒さの厳しい時期となっています。とはいってもせっかくですから、春の到来の待ち遠しさと期待をこの日に感じたいと思いますよね。
昨日は節分。その字のごとく季節を分ける日でした。本来は春夏秋冬それぞれに4回ありますが、春は1年の始まりということで特に大切にされ今に続いています。新春、迎春と「春」の字は新年の挨拶によく使われます。それは気持ち新たに立ち向かおうとする希望が込められているからでしょう。今日の「立春」は心に春への期待を大きく持って過ごしてみませんか。

「立春」といえば思い出す歌がありませんか?『早春賦』です

♪春は名のみの風の寒さや 庭の鶯(うぐいす)歌は思えど・・・・・・

歌い継がれる『早春賦』は今からおよそ100年前の大正2年(1913)の作品ですが、歌詞は立春をむかえた人々の実感がそのまま今の私たちにも伝わってきます。
立春は七十二候では、東から春風が吹いてきて次第にうすくなる氷に春の兆しを感じ、やがて鶯の初音が聞こえ、魚も水面に泳ぎ出てくるとしています。少しずつ気づかないようにやって来て、鶯の声にハッとさせられる時こそ待ち遠しかった春の訪れと感じたのでしょう。鶯は春告鳥ともいわれます。今も鶯はあちこちで鳴いているのですが、初めての囀りを特に初音といいます。待ちわびた春の到来を祝っているようですね。

♪さては時ぞと思うあやにく 今日も昨日も雪の空・・・・・・

春を待つ気持ちとは裏腹に続く冬を過ごす切ない気持ちもちゃんと歌われています。さあ、もう少しの辛抱ですよ、春の訪れまで。

今年の仕事の始まりは「立春」から!

発酵中の酒

発酵中の酒

立春の朝一番に搾り上がったばかりの生酒、つまり前日の節分で邪気を払い福を呼びこんでから搾ったお酒は、新しい年を迎えるための特別なお酒だそうです。神さまに奉納したあと、その夜に一年の無病息災と商売繁盛を祈っていただくお酒は、生まれたての春を共に祝う縁起のいいお酒ということですね。
立春は一年のさまざまな仕事のスタートポイントともいえるんです。八十八夜はみなさんご存じの通り茶摘みの始まる5月の始めです。この頃になると遅くまで残っていた霜も終わり、種まきなどの農作業を始めるにはまさに絶好の季節というわけです。二百十日や二百二十日は稲の稔る大事な時期であり、また台風の襲来も多くなる頃。農家に取っては1年の収穫を左右しますから、台風対策をする時として注意が払われてきました。
どれも立春から数えての日数が基準になっているのです。「立春」という日の大切さはこういうところにもあるのですね。

春といえば、平安の才女、清少納言の文章が思い出されます

「春はあけぼの、ようよう白くなりゆく山ぎは、すこし明かりて、紫きだちたる雲のほそくなびきたる」

『枕の草子』の有名な書き出しです。男性が女性の元に通ってきていた平安時代は夜明けは別れの時でもありました。ロミオとジュリエットが初夜を過ごした後の別れの朝、といった方がわかりやすいでしょうか。夜の暗さのなかに夜明けのきざしを感じる頃を「あかつき」、そのなかに太陽の光がさし始める頃は「あけぼの」といいます。夜と朝がせめぎあう短い時間を、光と色の変化で描いているこの文章は心に残ります。恋多き女性だった清少納言にとって「あけぼの」は、帰り行く男性を見送りながら眺めるちょっと切ないものだったかもしれません。あけぼのが過ぎて空が明るくなる頃は「朝ぼらけ」と区別してよんでいました。光の微妙な移り変わりを捉えてことばにする昔の人々の感性の素晴らしさには驚かされますね。
寒さのまだまだ厳しいこの時だからこそ、木々の枝に芽生え始めている小さな芽や、朝の日ざしといった身近なところに変化を感じて、あなたも春を探してみませんか。

今週の天気 中頃にかけて冬将軍大暴れ

2018年02月04日 17時28分07秒 | ブログ

今週の天気 中頃にかけて冬将軍大暴れ

2018年2月4日 14時6分

福田 浩昭福田 浩昭
[日本気象協会本社] 気象予報士 熱中症予防指導員

 
8日(木)頃にかけて、数年に一度の強い寒気の影響で西日本の太平洋側でも雪に。普段雪の少ない平地でも積雪となる所も。また、極寒が続きます。寒さ対策は万全に。
 

立春でも冬将軍の猛威は続く

= 天気 =
北日本は、発達した低気圧が通過するため、5日(月)にかけては大雪に警戒が必要です。沿岸部を中心に風が強まり、大荒れの天気となるでしょう。交通機関への影響にご注意下さい。日本付近は、次第に冬型の気圧配置となり、8日(木)頃まで続く見込みです。数年に一度の強い寒気が流れ込み、東日本や西日本では、日本海側だけでなく、太平洋側でも雪の降る所があるでしょう。太平洋側の平野部でも雪となり、うっすらと積もる所もありそうです。九州北部では6日(火)頃にかけて、断続的に雪が降り、大雪となるおそれがあります。交通機関への影響が考えられますので、最新の気象情報にご注意下さい。また、お出かけの際は、足元に十分注意が必要です。

= 気温 =
数年に一度の強い寒気が流れ込むため、西日本は6日(火)にかけて、アメダスの9割以上の地点で5度に届かくない日が続くでしょう。日中は震える寒さが続きますので、暖かくしてお過ごし下さい。また、朝はほとんどの地点で氷点下の冷え込みが続きますので、水道や路面の凍結にも注意が必要です。
 

寒さは和らぐのは一時的

日本付近は、9日(金)は高気圧に覆われる見込みです。10日(土)は全国各地に暖かい空気が流れ込み、広い範囲でいったん寒さが和らぐでしょう。平年並みか平年より高い所が多くなる見込みです。積雪の多い所では、雪崩や屋根から落ちる雪にご注意下さい。11日(日)は日本付近は再び冬型の気圧配置となり、全国的に寒気が流れ込む見込みです。週の後半は、気温差が大きくなりますので、体調管理にご注意下さい。