なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

春のち真冬 関東は激しい寒暖差

2018年02月15日 17時30分59秒 | ブログ

春のち真冬 関東は激しい寒暖差

2018年2月15日

中川 裕美子中川 裕美子
[日本気象協会本社]気象予報士 防災士 熱中症予防指導員

 
きょう15日(木)は春先の陽気となった関東ですが、一時的。あす16日(金)は真冬の寒さに逆戻り。さらに週末は冷たい北風が吹いて、寒さがより厳しくなるでしょう。20日(火)は雪が降る可能性があります。
 

気温15度超え 春めく

きょう15日(木)の関東地方は冷え込みが弱く、比較的暖かい朝となりました。千葉県館山市など午前10時頃にはすでに15度を超えていた所もあり、最高気温は北部も含めてあちらこちらで15度以上に。群馬県高崎市上里見町や栃木県佐野市、千葉県鴨川市は17度を超えました。都心の午後3時までの最高気温は15度1分と3月下旬並み。昼間は春を感じた方も多かったことでしょう。ただ、この暖かさは一時的となりそうです。
 

あすは一転、真冬に

あす16日(金)は一気に真冬の寒さが戻るでしょう。最高気温はきょうより5度以上低くなる所が多く、15度を超える所はなさそうです。きょうは17度を超えた上記の3地点も、あすは10度にも届かないでしょう。都心は9度の予想で、きょうより6度くらい低くなりそうです。昼間もコートやマフラーなど冬の装いが必要です。
 

週末は寒さより厳しく

週末はさらに寒くなります。17日(土)は冬型の気圧配置が強まり、日差しがあっても冷たい北風が吹きつけるでしょう。18日(日)は真冬としても強烈な寒気が流れ込みます。朝は広く氷点下の冷え込みが戻り、昼間も気温の上がり方は鈍いでしょう。厳しい寒さが長く続くのもキツイですが、一度、暖かさを感じた後に急に寒くなるのも、体にかなり堪えます。季節の変わり目、気温の急な変化で体調を崩さないよう、お気をつけください。

なお、20日(火)は都心周辺など平野部でも雪が降る可能性があります。きのうまでの予想より降る時間が短く、主に午前中が中心となりそうです。このあとも最新の情報をチェックしてください。

2018年花粉飛散予測 日本気象協会

2018年02月15日 17時28分29秒 | ブログ

2018年花粉飛散予測 日本気象協会

2018年2月15日

吉田 友海吉田 友海
[日本気象協会本社] 気象予報士 熱中症予防指導員

 
日本気象協会は、2018年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第4報)を発表しました。
 

1. 2018年シーズンの飛散開始時期

1月後半から2月上旬にかけて、冬型の気圧配置となる日が多く、1月下旬には数年に一度の強い寒気が流れ込み、全国的に記録的な低温になりました。また日本海側では日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)による大雪に見舞われました。1月22日には本州南岸を通過した低気圧の影響で、西日本から東日本の太平洋側で大雪になったところがありました。2月上旬にも再び強い寒気が流れ込み、西日本で気温が平年を大幅に下回り、北陸地方では数十年ぶりの大雪となりました。
この影響で、多くの地点では花粉の飛散開始が遅れています。しかし、神奈川県など関東の一部では大雪の翌日にあたる1月23日と24日に南寄りの風が強かったため、「飛散開始」が確認されました。西日本などでも飛散開始となったところがあり、花粉シーズンがスタートしています。そのほかの地点でも、「飛散開始」の定義に当てはまらないもののわずかな飛散が確認されています。

今週は東日本や西日本で日によって気温差があるものの、平年並みか高くなる日もあるため、まだ飛散開始となっていない西日本や東日本の地点でも、花粉の飛散が始まるところがあるでしょう。2月下旬から3月にかけては東日本や西日本では平年並みか高くなる予想のため、北陸でも飛散開始となる見込みです。
一方、北日本では3月上旬にかけて平年並みか平年より低い見込みですが、2月下旬には東北南部で、3月上旬には東北北部でも花粉の飛散が始まる予想です。3月中旬から4月は平年並みか高くなるため、北海道の飛散開始は例年通り4月下旬になる見込みです。

※飛散開始日:1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した場合の最初の日
 

2.2018年シーズンの花粉飛散傾向

2018年春の花粉飛散予測は、東北から近畿、四国地方までの広い範囲で、前シーズンの飛散量を上回る見込みです。東北から中国、四国地方にかけて、前シーズン比で「非常に多い」飛散量の都道府県があり、注意が必要です。一方、例年比でみると、東北と東海地方ではやや多く、特に青森県では現地調査の結果から、青森市内で雄花の着花量が多いこともあり、「非常に多い」予想としています。関東甲信、近畿、九州地方では例年並みとなるでしょう。北海道、北陸、中国、四国地方では例年を下回る見込みです。
 

3.各地のピーク予測

スギ花粉のピークは、福岡では2月下旬から3月上旬、高松・広島・大阪・名古屋では3月上旬から中旬でしょう。金沢と仙台では3月中旬から下旬にピークを迎える見込みです。東京のピークは3月上旬から4月上旬となり、多く飛ぶ期間が長いでしょう。
スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉のピークが始まります。福岡では3月下旬から4月上旬、広島では4月上旬、高松・大阪・名古屋・東京では4月上旬から中旬の見込みです。金沢と仙台は4月を中心にヒノキ花粉が飛散しますが、飛散量は他地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはないでしょう。
スギ・ヒノキ花粉の飛散量がピークになる時期は、花粉シーズン中の気温や予想される総飛散量と関係があると考えられます。東日本や西日本では、2月下旬から3月にかけて気温が平年並みか高くなる予想です。北日本では、3月上旬まで平年並みか平年より低い見込みですが、3月中旬から4月は平年並みか高くなるでしょう。ピーク時期を早めるほどではないため、スギ・ヒノキ花粉それぞれのピーク時期は例年並みの見込みです。
 

1月の世界平均気温 過去6位

2018年02月15日 17時24分42秒 | ブログ

1月の世界平均気温 過去6位

2018年2月15日


 
気象庁は14日、2018年1月の世界の月平均気温を発表しました。平年より0.21度高く、1891年の統計開始以来、6番目に高い値となりました。
 

1月の世界平均気温 過去6番目に高く

2018年1月の世界の月平均気温は、平年(1981~2010年)を0.21度上回りました(速報値)。これは1891年の統計開始以来、6番目に高い値です。

【これまでに平年より高かった年の1位~5位】①2016年(+0.52度)、②2017年(+0.39度)、③2015年・2007年・2002年(+0.29度)

世界の1月の平均気温は、上昇傾向が続いており、長期的には100年あたり約0.76度の割合で上昇しています。