北方領土で進展は?日ロ首脳が共同発表ノーカット1(19/01/23)
【報ステ】小室さん「母親の金銭トラブル解決済み」(19/01/22)
日本車のボイコットは成功しないのに、韓国車はなぜ1年で成功した?=中国メディア
中国メディア・東方網は21日、「中国人は長年日本車をボイコットしようとして成功しなかったのに、どうして韓国車は1年でボイコットに成功したのか」とする記事を掲載した。
記事は、「様々な国のメーカーの自動車がひしめく中国の自動車市場において、話題になるのも議論になるのも最も多いのが日本車だ。今もなお中国の一部には日本車だけは絶対に買わないという人がいる。しかし、長いこと日本車をボイコットしようとしてきたにも関わらず、現実では日本車はどんどん売れるようになっているのだ」とした。
そのうえで、韓国車は中国市場において日本車とは対照的な状況に追いやられていると指摘。「数年前、韓国車は中国市場において日本車に肩を並べるほどの売れ行きを見せていた。しかし、政治的な問題によるボイコットがあり、わずか1年であっという間に売れなくなったのだ。どうして韓国車のボイコットはすんなり成功したのだろうか」と疑問を提起している。
記事はその答えについて「韓国車が売れていたのは近未来的な外観デザインと、豊富な内装品が大きな理由だった。しかし、コストダウンに伴って装備や品質もカットしてしまい、これにより中国の消費者から不評を買うことになったのだ」と論じている。
また、韓国車はそもそも日本車と同じレベルにないと指摘。進んだ日本車と発展途上の中国車の隙間を埋めるような存在が韓国車であり、中国車の品質やデザイン性が向上するにつれてその存在価値は薄れつつあると説明した。
これまで成長を続けてきた中国の自動車市場だが、昨年は新車販売台数が28年ぶりに対前年比で減少する結果となった。中国市場にはまだまだ潜在力がありそうだが、中国も「本当に良いクルマでないと売れない」時代に入ったと言えそうだ。