今日は高崎市PTA連合会(市P連)家庭教育委員会主催のセミナーに参加してきました。
今日の講師はアテネパラリンピック、男子フルマラソン金メダリスト、全盲のランナー、高橋勇市選手、テーマは「夢をあきらめない」。
走ることが本職なので、決して話しはうまいとはいえませんでしたが、心に響くものはかなりありました。
高校生の頃から視力が弱くなり、20歳で失明・・・その頃は自殺まで考えたそうです。その話を深刻そうでなく、軽い感じで話されていたのですが、おそらくその頃、本人も家族もほんとに大変だったんだろうなって思いました。
その後、走ることに生きがいを見出すも、骨折で走れなくなるかもしれないという危機が・・・そんな逆境の中でも走ることの楽しさしか考えてなかったとのことです。口調が淡々としていたので、あまり大変そうに感じなかったのですが、そう裏の努力は並大抵のことではなかったと思います。真似できない・・・と思いつつも、自分ももっとがんばらなければなって思いました。
講演後の質問コーナーもたくさんでましたね。実際に視力が落ちてしまっているお子さんがいらっしゃる方からも質問が出ました。
また、サポートしてくれる方々はいつもほめてくれていたというお話も。やはり子どもはほめた方が伸びるようですね。