昨日、今年度の基準地価が発表されました。
3月に発表された公示地価、7月に発表された路線価同様、「下落幅」は減少したものの、やはりまだ土地の値段は下がっています。
ここ数年、「下落幅は減少」、「下げ止まり感」といった一見前向きな言葉を目にしますが、実際のところは、土地の値段はまだまだ下がっているということなのです。
とはいえ、今年度は横ばいの地域も増えてきているので、これから少しでも上向きになっていってくれればと思います。「下落幅減少」とか「下げ止まり感」という言葉はもう聞き飽きましたから・・・
ちなみに基準地価は都道府県、公示地価は国土交通省、路線価は国税庁が発表しています。それぞれ違いがありますが、不動産取引の際はそれぞれを考慮してお話をさせていただいています。