あの日起こった未曾有の出来事、目の当たりにして僕らは学ぶ・・・
今日は息子の小学校で、「緊急時児童引渡訓練」が行われました。
緊急事態が発生したことを想定して、学校から一斉メールが入り、子どもたちは体育館で待機、保護者がそれぞれ迎えに行って、担任の先生に確認をとって自分の子どもをつれて帰ってくる、親が迎えにいけない場合は、先生が付き添っての集団下校・・・という訓練でした。
我が家では妻が行けなかったので、自分が仕事の合間に行ってきました。メールが入った時点では学校近くを車で走っていたのですが、徒歩か自転車でということだったので、一旦家に戻って車をおいて、歩いて行ってきました。
今回は訓練ということで、正直あまり緊張感のあるものではありませんでしたが、学校まで歩きながらやはり、3月11日のことが頭に浮かびました。
あの日、子どもたちは校庭に集まっていて、余震が続く中、どうやって子どもたちを安全に帰宅させようかと、先生方が協議されていました。結果、先生や迎えに来ていた保護者が付き添っての集団下校という形をとりまして、みんな無事帰宅できましたが、今回の訓練はあの時の教訓が活かされた訓練だったように思います。そして、災害に限らず、いろんな場面で応用が利く訓練だったように思います。
実際には携帯がつながらなかったり、保護者が家にいなかったり、迎えが殺到したりといろんなことが起こりえますが、やはり一度訓練をやっておくことで、有事の際の、先生、保護者、子どもたちの動きは大きく変わるような気がしました。
そんなわけで、本番がないことを祈りつつ、息子と2人、歩いて帰ってきました。