グリーン・ノート・スケール

群馬県高崎市の不動産業、有限会社丸又(まるゆう)のブログです。
仕事のことや日々の出来事について書いてます。

地域防災

2015年06月02日 | Weblog

口永良部島の噴火で住民が全員無事に避難できたのには、

消防団の活躍が大きかったようです。

 

噴火があった場合、団員それぞれが助けに行くお年寄りを決めていて、

またお年寄りも、団員が迎えにきてくれまで自宅にて待機、

という打ち合わせが事前にできていたようです。

そしてどこにどのお年寄りが住んでいるということも、

すべて把握できていたとのことです。

 

これは常に噴火に備えていた小さな島だからこそできたこと・・・

なのかもしれませんが、これこそまさに高崎市などにも求められている

地域防災そのものなのかもしれません。

 

人口が増え、地域の関係が希薄になりつつあり、

隣に誰が住んでいるかもわからない・・・

地域という概念が崩壊しつつあり、消防団員の数も減少する一方・・・

 

幸いにして大きな災害はないですが、

もし起きたときに、果たして地域というものがどこまで機能できるのか・・・

心配ではあります。

 

ここのところ、あちこちで噴火がおき、地震も多くなった気がします。

口永良部島の例を教訓に、地域防災について、

もう一度見直す時期に来ているのかもしれませんね。