今日、10月21日は「関ヶ原の戦い」があった日、
旧暦だと9月15日ですが、西暦だと10月21日、
416年前のまさに今日、天下分け目の合戦が行われたわけです。
勝敗は周知のとおり、徳川家康率いる東軍の勝利、
諸説ありますが、小早川秀秋をはじめとする多数の裏切りが出たことが、
石田三成率いる西軍が敗北した大きな理由とされています。
また、その裏切りを出したのが石田三成の人望のなさとされています。
石田三成はたくさんの小説、映画、ドラマなどでさまざまな角度から描かれていますが、
総じて愚直なまでの不器用さという部分があると思います。
筋を通すがゆえに融通が利かなくなってしまった部分も・・・
それが嫌なやつに感じてしまう人もいれば、
義を貫いた信念の人と感じる人もいるでしょうが・・・
いずれにしても、今のように情報網が発達していない時代、
噂がいろいろデフォルメされて、嫌なやつという人物像を作り上げていったのかもしれません。
天下分け目の舞台にいるわけではありませんが、
自分自身も筋を通すということではがんこだったり、
義というものを重んじ過ぎるところもあったりしますので、
気をつけないと、やり方によっては人望を失ったり、
裏切りにあったりするのかなぁと感じています。
くしくも明日から消防団の研修で関ヶ原方面へ・・・
天下分け目の戦いが行われた舞台の近くで、
ちょっとそんな思いを馳せたりしてきますか・・・