げんきくんのわくわく日記

グリーンコープひろしまの活動報告ブログです。
いろんな行事の報告、おすすめレシピ等々、
お伝えしていきます!

2017年度みかん産地視察、交流

2017-11-02 16:02:20 | おすすめ全体会
8月17日(木)熊本県不知火町、肥後七草会の山川さんのみかん園の見学に行ってきました。海と山に囲まれたとても穏やかな町で、『the南国』という感じでした。



みかん園は主に極早生、早生を生産されていました。草刈り機での草取り、手作業による摘果作業はとても大変そうでした。今年はお盆を除き、雨が少なめだったため、水やりも大変だったそうです。



昼食交流会では、みかん産地の方々からも今年の出来栄えやご苦労を伺い、各単協からはそれぞれ工夫を凝らした取り組みの報告をしました。

今回、生産者の方のお話を直接聞き、みかん園の視察もさせていただいて、自然環境にあわせたご苦労を身近に感じると共に、太陽の日差しをいっぱい受けた、安全なみかんを一生懸命作って届けてくださる生産者の方に感謝の気持ちでいっぱいになりました。まだ小玉サイズの大きさだったみかんが酸味も甘みもいっぱいに詰めて大きくなって届くのを、楽しみにしたいと思います。



おもちゃのカンヅメ グリーンコープ産直りんごとみかんの美味しい秘密!!

2017-08-24 10:21:57 | おすすめ全体会
 7月6日木曜日、安芸区民文化センターでりんごとみかんの生産者をお招きし、「おもちゃのカンヅメ~グリーンコープ産直りんごとみかんの美味しい秘密!!」を開催しました。



 まず、りんご生産者の方から、りんご栽培の一年の作業を大まかに説明していただき、りんごの病害虫や防除の方法などについて伺いました。

 りんご栽培で最も大切なのは、冬の寒い時期(2月頃)の剪定作業だそうです。5月上旬の開花時期には、中心花を実らせるように、花の数を整理しながら花摘みをして、花が開くと受粉させます。実が大きくなる時期には、大きくする実を選定して、余分な実は「摘果」します。
 一般栽培では、摘果剤を使って簡単に余分な実を落とすことも可能ですが、グリーンコープの産直りんごは摘果剤や余計な農薬・殺虫剤は使用しないので、手作業で丁寧に実を選びながら摘果します。除草剤も使用しません。
 実が大きくなるまでには、リンゴの幹や葉、果実に病気や害虫の被害が出ないように最小限の防除をします。美味しくなる頃には、鳥・獣害も多くなるので、ネット張りなどの対策をします。果実の日当たりをよくして、味と色を良くするために、「葉摘み」や「玉まわし」という作業も大切です。

 こうして、やっと収穫の時期を迎えます。収穫を目前にしての雹害や台風などの自然災害は一番困ります。出荷前に、生産者が集まって出荷基準を細かく決めます。さび果やヒビなど出荷できる範囲を決め、決めた基準を共有して出荷します。収穫後のワックスや保存のための薬剤も使用しません。

 次に、みかんの生産者の方からお話を伺いました。

 みかん栽培は、化学肥料は使わず、除草剤・摘果剤・腐敗防止剤も使用しません。りんごも同じですが、果樹類は木を植えてから採算のとれる収穫ができるまでは10年ほどかかります。なので、樹を守るために最低限の防除のための農薬は必要になります。除草は、除草剤を使わないため大変な作業です。みかんの多くは、山の傾斜地に植えられているので機械が使えず、特に夏場の除草はとても過酷な作業です。

 りんごとみかん栽培の大きな違いは、みかんは受粉させないということです。受粉すると種ができるので、受粉はしません。みかんは、5月に開花してから極早生・早生・中生・普通・晩生と順に収穫し、続いて中晩柑の収穫へと収穫が終わるまでの期間が他の果物に比べると長いので、天候や害虫・病気の影響を受けやすく、収穫まで長く作業が続きます。薬剤を使えば、作業はもっと楽になりますが、私たち食べる側の安心・安全のためだけでなく、農薬の一番の被害者は生産者なので使いたくないそうです。

 グリーンコープには、見かけの良さよりも安心・安全な青果・果物を食べたいという組合員がいます。買ってくれる組合員がいることで、生産者の方も安心して有機栽培・減農薬栽培ができるのです。
 そして、早期予約の取り組みがあることで安心して、南の温かい産地から順番に、美味しくなった頃に出荷していくことができています。予約がなければ、どの産地も早く出荷したいのです。

 みかんについて組合員からのクレームの1位は「痛み・腐敗」とのことです。そのため対策を工夫し、カラシード(辛子を使った防腐剤)を箱に入れたりしています。昨年からは3㎏箱の企画を始め、受注数が増えました。



 お話を聞いた後、生産者の方にそれぞれのテーブルに着いていただいて、試食をしながら交流しました。質問もたくさん出て、話も盛り上がりました。途中、「ベープサート寸劇」で産直りんご・みかんのアピールをしました。

 この行事で、産直りんご・みかんの安全に気を配った栽培法や、生産者さんの作業のご苦労を知り、早期予約の取り組みが生産者さんの励みにもなり、組合員が安全でおいしいりんごやみかんを食べられることでもあるということがよくわかりました。
 
 みなさん、今年もぜひ「りんご」と「みかん」の早期予約をお願いします♪



「2017年度酪農生産者交流会」に参加しました

2017-08-16 12:49:22 | おすすめ全体会
「2017年度酪農生産者交流会」が熊本県菊池地域農協(パシオン)で行われました。

パシオンに着くと、生産者の皆さんが迎えてくださいました。すぐに交流会が始まり、参加者がそれぞれ6つのテーブルに分かれて座りました。
 GCくまもとの高濱理事長の開会の挨拶のあと、non-GMO牛乳生産者会、菊池地域農協、雪印メグミルク(株)、熊本県酪連の皆さんから挨拶がありました。



高濱理事長からは、熊本地震の時の被災地の様子などが報告され「食欲のない方にも、グリーンコープの牛乳はさらっと飲めるのでとても喜ばれました。」と牛乳が人気だったとの話がありました。



続いて各単協からそれぞれ工夫を凝らした取り組みの報告をしました。





昼食交流会の後、2班に分かれて牧場見学へ行きました。
私たちは、石井さんの牧場へ向かい、車から降りる前に、牛への感染予防のための防護服と靴カバーをしてから見学をしました。



 牛や生き物の世話は、基本的に休みがありません。石井さん宅は家族4人で90頭の牛の世話をされています。毎日、朝・夕2回の搾乳と、その間の厩舎の掃除は大変な作業です。搾乳は機械化されていますが、掃除やエサやりは人の手です。

「産直びん牛乳」のパスチャライズ殺菌に適した菌数の少ない生乳は、このような生産者の方の日々の努力のおかげで作られています。私たちにできることは、びん牛乳を毎日飲んで「産直びん牛乳」を支えていくことと、タオルを送る取り組みで生産者の皆さんを応援していくことです。
  今回、生産者のお話を直接聞き、農場の視察もさせていただき、酪農生産者の休みのない毎日の作業を知ることができました。改めて生産者の皆さんへの感謝の気持ちがより大きくなりました。交流会での単協報告を聞かれていた生産者の方が「日頃から、こんなに一生懸命に宣伝してくれているなんて、うれしい。」と言われていたのも、とても胸に残りました。
 

産直びん牛乳工場見学に行ってきました!

2017-07-21 12:35:46 | おすすめ全体会
4月20日「雪印メグミルク㈱」福岡工場内にあるグリーンコープのびん牛乳工場へ見学に行きました。

以前、紙パックだった「産直牛乳」は、2003年に専用のびん牛乳工場が建設され「産直びん牛乳」が誕生しました。
熊本県菊池地域にある約20戸の酪農家の皆さんが、母牛の飼料はすべてnon₋GMOで、パスチャライズ殺菌に適した菌数の少ない良質な生乳を生産してくださっているおかげで、こだわりのびん牛乳が製造できるのですが、この工場にもたくさんの「こだわり」ありました。



熊本菊池地域の生産者の皆さんの生乳が専用ミルクローリーでこの工場へ運ばれます。



菌数検査など、さまざまな検査に合格した生乳が、工場に受け入れられます。
合格した生乳は、ろ過フィルターを通され、5℃に冷やされながらタンクに運ばれます。



グリーンコープ専用の貯乳タンクに運ばれて、5℃前後に保たれ「産直びん牛乳」になるのを待ちます。



回収されたリユースびんは、洗びん機で洗浄された後、
人の目視と検びん機で二重にチェックされ、細かなキズや汚れがないか検査されます。



ガラス張りの工場内は、白い作業服とマスクを身に着けた作業員の方が、清潔に作業されていますが、
生乳が充填され、キャップを装着するところまでは、さらに埃の少ないクリーンルーム内のレーンで作られます。



これは、
パスチャライズ殺菌の装置(モデル)です。
お湯であたためられたパネルの溝の通路を通りながら、72℃15秒の殺菌がされていきます。



↑のパスチャライズ殺菌装置の
パネル1枚を取り出した写真。



パス牛乳は、
このホモゲナイザーの装置で加圧され、
脂肪球を細かく砕かれ、
均一化されていきます。
ノンホモ牛乳は、この装置を通りません。

できた牛乳が、充填・キャップ装着後、
シュリンクフィルムを装着して
「産直びん牛乳」ができあがります。

この後、あらかじめ保冷されたクレート(コンテナケース)に
9本ずつ詰められて、組合員の皆さんの元へ運ばれます。

こだわりの生乳が、こだわりの工場で「産直びん牛乳」になっていく工程を見学し、生乳の風味を損なわない美味しい牛乳を毎日飲むことができることに感謝しつつ、「びん牛乳工場」のことを組合員の皆さんへお伝えしていきたいと思いました。

「産直びん牛乳」を定期予約しましょう!


産直びん牛乳は美味しいよ♪

2017-03-23 13:03:14 | おすすめ全体会
産直びん牛乳のおすすめレシピを3月20日週配布の「おすすめ全体会ニュース」の裏面でご紹介しています。
ぜひご覧ください♪

チラシには載せきれなかったチーズのレシピをご紹介します。
パスチャライズ殺菌ならではの「モッツァレラチーズ作り」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
モッツァレラチーズの家庭用の製法を簡略化した、とても手軽なレシピです。
パンにのせたり、サラダにトッピングしたり、ピザにもおすすめです♪

【材料】産直びん牛乳(ノンホモ)2本(1800ml)
    食酢 126ml
【道具】鍋(3~4ℓ用)、しゃもじ(大きめ)2本、温度計、ざる
    網じゃくし

【作り方】
(1)牛乳の加熱 
鍋に牛乳を入れ、中火のコンロにかけ、焦げつかないようにしゃもじでゆっくり混ぜながら、63~65℃になるまで加熱し、火を止める。



(2)酢で固める
牛乳をしゃもじでゆっくり一方向に混ぜながら、酢をゆっくり回し入れる。1~2分で固形部分(カード)と液体部分(ホエー)に分離する。



(3)混練・成形
しゃもじと網じゃくしで外から内に丸くまとめていく。だんだんとまとまってきたら、しゃもじ2本で練り、きめ細かくする。



(4)水切り・保存 
カードを網じゃくしで取り出してざるに置き、ラップをかけて冷蔵庫で1時間ほど水を切る。保存もラップに包んで冷蔵庫で、早めに食べきる。(※塩漬けすると1週間程度もちます)



※残った液体(ホエー)にも栄養がたくさん含まれているので捨てずに使いましょう。
3月20日週配布のおすすめ全体会ニュース裏面にホエーを使ったカレースープのレシピを載せていますので作ってみてください♪

※塩漬けする場合は、水1ℓに海水塩なぎさ150gをよく溶かしておく。(3)でできたチーズを2つに分けて丸め、作っておいた塩水に15分ほど漬け込んで取り出す。