8月1日(水)祇園公民館にて、「夏休み 親子で平和学習会 語り部 岡田恵美子さんのお話を聞く会」を開催しました。この度は、親子で平和について考えてほしいと岡田恵美子さんにお願いしました。
最初に、「ドームものがたり」の読み語りをしました。本も子どもたちが読みやすいような描写になっており、みんな真剣に聞いていました。
次に、岡田さんのお話をお聞きしました。子どもたちに色々な質問をして、お話をしてくださる岡田さん。
「今、8才の人?」手をあげる子どもたち。
「私は8才の時に、お母さんと弟と朝ごはんを食べていると、外がピカーと光って飛ばされたの。お姉さんは学童疎開に出て行って、まだ帰って来ていない。逃げている間、建物の下敷きになる人もいて、子どもの目の前で母親が焼かれて死んでいく。子どもは『助けて、助けて』と泣いていたよ。」
子どもたちが、どんな思いでお話を聞いて、どんな感想を持ったのかは分かりませんが、心に響いていたら嬉しいと思います。
「命あることは素晴らしいこと」今生きているこの時を大事に過ごしてもらえたらなと思いました。
私たち保護者にも岡田さんは子育ての教えを教えてくださいました。
「子どもたちの目を見て、ちゃんと話を聞いてほしい。」
「子どもはちゃんと親の姿を見ている。」
「子どもは自分自身の考えを持っている。考えを押し付けてはだめ。」
など、子どもの意見をしっかり聞いてあげてくださいと言われていました。
親子共に、とても心に響くお話を聞くことができ、実りある1日になりました。