げんきくんのわくわく日記

グリーンコープひろしまの活動報告ブログです。
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「添加物学習会」(活動組合員研修)を行いました。

2017-01-23 16:04:33 | おすすめ全体会
1月19日(木)「添加物学習会」(活動組合員研修)を安芸区民文化センターにおいて開催しました。
講師はグリーンコープ連合商品本部 商品管理部長の真武史織さんでした。


「グリーンコープの添加物の考え方を知る」
「グリーンコープの商品の確かさを知り、利用普及に取り組む」を目的に、地区委員・理事・組合員事務局員 61名が参加しました。

食品添加物は悪い物と思われがちですが、時代を遡ってみると、紀元前4000年頃には「天然酵母」を使ってパンやチーズが製造されていたり、古代エジプトやローマ時代「岩塩」を使って肉の保存が行われていました。
これらの「天然酵母」や「岩塩」も食品添加物です。

その後、産業革命などによって食品添加物も近代化し、日本では昭和22年に食品添加物という言葉が誕生しました。
そして第二次世界大戦後の技術革新により「大量製造」や「うまみ」「見た目(色)」を目的とした食品添加物が次々と生み出されました。

これらは、化学物質から作られたものがほとんどで、昭和32年の森永ヒ素ミルク事件を機に食品添加物の規格基準が設定されましたが、現在では生産効率やコストパフォーマンス重視に伴う使用目的へと変化してきました。
これまで、毒性が指摘されたため「不使用」とされていたものが「使用可」となる事例も発生している状況だそうです。

しかも、注意しなければならないのが《食品添加物の表示の省略》です。
食品の加工の際に使用する「加工助剤」や「キャリーオーバー」目的の食品添加物は、表示が省略されているとのことです。
・事例としては、植物油脂の抽出工程で使用される「ノルマルヘキサン」
・豆腐の製造工程中に大豆汁の消泡目的で添加する「グリセリン脂肪酸エステル」や「シリコーン樹脂」です。
・練り製品の原料として、冷凍耐性向上を目的として冷凍すり身に配合されている「重合リン酸塩」などは、表示が省略されているそうです。

このような状況の中 グリーンコープでは
① 素材を生かすことを重視する。
② 添加物を使用しないですむ場合は使用しない。
③ 自然界でないもので、化学的に作り出した添加物は使用しない。
などの基準を設けて組合員にきちんと確認し、安心安全な「たべもの」の供給に力を注いでいるとのことでした。

以上の学習会から、手間ひまをかけて安心でおいしいものを届けてくださっていることに、改めて感謝したいと思いました。

参加者からも「グリーンコープは信頼できる」「安心安全なものを食べ続けることができるよう、利用して支えていかなければいけないと思った。」などの声が聞かれました。
グリーンコープの商品は自信を持ってすすめられる商品だとあらためて思いました。