車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



 この連休はボルボV40でお寺巡りだっ。行先は東北!!今日帰ってきました。走行距離は全部で2350km!まずは19日、朝4:40出発で東海北陸道-北陸道~山形へ。13:00頃に着いたお寺は山寺こと立石寺。駐車場は周辺に民間・有料のが多くあります。門に近いところはすぐ満車という情報を信じて少し離れたところに車を置いたのですが、実は門のすぐ前が空いていて安かったりします。

 

参道・そしてすぐにあるのが根本中堂(本堂)。松尾芭蕉が「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」と詠んだお寺。句碑やせみ塚もあります。

 

 

有名な1015段の石段はこんな感じで続きます。

 

20分ほど登ると仁王門、もう少し上ると赤い納経堂、開山堂。

 

開山堂横の細い入口を登ると、有名な五大堂。

 

五大堂からの景色。ほかの山寺とちょっと違うのは高すぎないので雄大と言うよりも色鮮やかでなかなか良い。「三仏寺」を彷彿させる建物は開山堂あたりから見えます。

 

さらに登るとゴールの奥ノ院。横には大仏殿があり、金ぴかの5m大仏がありました。

 

そして仏塔ファンとしては見逃せない存在。すぐ横の華蔵院前には木造三重塔!しっかりガラスで覆われた中にあるこの小さな塔は室町時代に創られた国重文!重要文化財の三重塔としては日本最少。岩窟の中に入れるために小さくしたのかな?

 

山寺の石段を登るのは「登りだけで2時間半はかかる」とかいって驚かせるサイトおありますが、実際のところゆっくりめに登っても往復1.5時間程度でした。子供連れや結構年配の人も登っています。通常の人(10歳~60歳くらい)なら平均これくらいではないでしょうか?なお、金毘羅さんの1368段よりは少ないと思いがちですが、その本殿までは785段で、多くの人がここまでしか行かないので、実質、山寺のほうが長いかもしれません。ただ、他のお寺でも実は急で長い階段があるのが多くて、私の感じでは中で山寺の石段は「そこそこ」程度でした。








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この週末は福島へ行く機会があったので、ちょっと寄り道して会津若松へ行ってきました。ただ今回は鉄道で、帰りの新幹線なども決めていたのはいいのですが、JR磐越西線はあまり本数がなく、私にできた時間は3時間。駅に着いたのが朝8時過ぎ。最大の目的は「さざえ堂」です。地図で見ると、会津若松駅からまっすぐの道の突き当りにある「飯盛山」。ここは白虎隊自決の地ということで有名な場所です。駅から歩いても行けなくなさそうでしたが、時間が不安だったのでタクシーを使ってすぐ、まだ人がほとんどいませんでした。中央に階段。見た感じではたいしたことがありません。でも横に有料のスロープコンベアがあるので、一応250円払って乗ってみました。

 

登ってみれば、これまでのお寺と比較しても全く短い階段。健常者は階段で十分だと思いましたね。その先も少しだけ階段があり、上には白虎隊の墓、そして自決の地。・・・・。

 

さざえ堂は少し降りた中腹にあります。正式名称は「円通三匝堂」(えんつうさんそうどう)。もちろんもともとは正宗寺というお寺の仏堂です。形式としては仏塔ではありませんが、仏教建築としては極めて異例なもの。高さは16.5m、1796年の建立。国の重文です。内部が2重らせん構造になっていて、登りと下りが1本のスロープになっているという珍しい構造です。

 

 

なんか外から見るとあばら屋のようにも見えながら、全体としておもしろい形になっているんですね。かなりいいです。国宝でもいいんじゃないかと思います。

 

ちなみに、車で来た場合は無料の駐車場がいくつかあります。良心的です。

 

ところで、自決の地から鶴ヶ城が見えるはずなんでが、小っちゃくて見えません。真ん中あたり・・?



ここでiPhoneで地図を調べると結構近いはず。まだ時間もある。ということで、歩いてみました・・が、なかなか天守が見えてこない。すぐ近くにあるはずというところまで行っても見えない。結局30分ほど歩いてお堀から中へ入ってやっと見えました。再建ということおあり、きれいな天守です。しかし山城でないにしろ、これだけの建物が街中からもほとんど見えないというのはあまりないですよね。どこのお城も天守っていうのは街のシンボル的なものになっているのに。なお、天守上から飯盛山はよく見えました。

 

来年のNHK大河ドラマが「八重の桜」。ここ会津若松が舞台となりますので、街中は盛り上がり始めています。結局、お城から駅まで歩いてみても街から天守が見えるところはありませんでした。なんと8kmほど歩いたことになるか!?ほんとうは、「会津村」という不思議なスポット(三重塔や大観音像がある)もちょっと興味があったのですが、とても時間がなくて行けなかったのは残念。列車の車窓から少し見えました。














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羽黒山と同じ鶴岡市にある善宝寺へ寄りました。
 何年か前に人面魚で話題になり、よくテレビで紹介されていたのを覚えています。ナビで結構細い道を案内されましたが、なんだもっと楽な道があったじゃん!!(こういうことが実によくあります)到着すると、結構大勢の人が訪れていたのに驚きました。
 駐車場は無料ですぐ前に十分な広さがあります。


 ここも広大なお寺でお堂も多くありますが、やはり最初に目を引くのは五重塔。
 明治時代のもののようですが、逆にこの頃のものは珍しいと思います。羽黒山の塔と比べてしまうと、細部や雰囲気でやっぱり違うと感じますが、一層の扉が開けてあり、鮮やかな仏像も拝観できました。






これもカッコいい山門

 現在は人面魚関連のものはグッズもなにもありませんが、ちょっと寂しい。あれば買ったな。



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 昨年のこの時期にも新潟の親戚へ行ってきましたが、今年もおじゃまして、さらにまたその先へと足を伸ばしました。
 岐阜から北陸道、7号線を通って600km。西日本の五重塔ファンとしては憧れにも近い「羽黒山五重塔」です。 
 詳しい由来などは他のホームページなどに数多くありまして、出羽三山のことについてとか、この塔の歴史などは非常に興味深いものばかりです。
 さて、駐車場ですが出羽三山神社の門近くに無料の場所がありますが、何百台と置けるようでもなく、結構な人出もありましたので、端っこしか止められませんでした。多くの人はここに止めて杉並木の中を五重塔まで行き、戻って車で山頂までというパターンらしいのですが、2000段以上という階段をガッツで行かれる方もあるので、駐車場はなかなか空きにくいかもしれません。(今回は早朝というわけにもいかず、この時点で正午前でした)



 連休のためか、若い人もたいへん多く来ていました。
 門から入るとでかい杉並木を下り、10分くらい歩いたところで塔はあります。その姿は、フランスの記者が「森のなか、翼を広げた大きい白い鳥が、音も無く飛び立つ如く」と賞したという、軒が深くてすばらしい塔でした。


 


 杉の大木に守られているかのような塔は、別の方向から見ればまた違う姿です。




 東北地方最古の国宝五重塔

 このあと2000段を登るというのはやっぱりムリと断念。だって、以前きつかった長命寺でも上醍醐でも金毘羅さんでも、そんなにないのですから。・・・ということで、ミニで山頂へ。有料道路400円要りますけど、そのほかは駐車場代も入山料もありません。山頂駐車場はちょっと待ちました。他にもミニが数台あり。




 山頂には出羽三山神社という大きな社があり、ここらあたりは運気が高まるスピリチュアルスポットという話も聞いています。確かに参拝して周りも見渡したとき、少し不思議な雰囲気があると感じました。
このあとはもちろんまた近くのお寺へ・・GO!!

















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 昨日は出張帰りに、宮城県松島町の瑞巌寺を訪れました。
 今回はもちろんミニでなく友人の車ですが、大観光地松島だけあって、駐車場は有料無料たくさんありました。
 雪がちらついたりしましたが、おおむね天気がよく、松島の眺めを含めて気持ちがよかったです。
 瑞巌寺はなんといっても伊達政宗ゆかりの寺で、内部は荘厳ですばらしいものでしたが、正直に言いますと、敷地もお堂ももっと大きいと思っていました。 たしかに本堂は大きく私のデジカメでは入りませんでした!!
本堂横の左甚五郎の彫刻は見逃さないようにしないとだめですね。
 海岸には五大堂があります。残念ながら仏塔は無いです。
 このあと松島の風景を見ようと、ここや雄島や、絶景ポイントと言われるところをいくつか回りましたが、松がじゃま?!でなかなか全体が見れるところがありません。地元の方に聞いたところ、「松島は全体に見れるところがない。観光客はみんな逆に下へ行くが景色は上の方へ行くほどきれいですよ。」と言っていました。 

そういえば、日本三景では、あと一番近い天橋立だけは行ってないなあ。



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