諏訪大社・秋宮・春宮／万治の石仏

先日７月３０日～３１日、目的はビーナスラインでしたが、諏訪大社めぐりもしてきました。諏訪大社は春宮・秋宮・本宮・前宮とあり、これの詳しいことは専用のサイトを見ていただくとして、まずはルート。秋宮と春宮は諏訪湖の北側、本宮と前宮は諏訪IC近くなので、岐阜からは中央高速でまず岡谷ICで下り、秋宮へ。本当は春宮のほうが近いのですがちょっと行き過ぎたから。駐車場は十分ありますがこの日は縁日かなんかで、朝早くでないとあまり止められないみたいでした。



見ものの神楽殿は工事中。こちらはなんと布に印刷された巨大な写真！狛犬は日本一大きいということですが・・・？実は「青銅製では日本一」らしい。





続いて春宮。車では5分程度。ちょっと雨が降ってきた。こちらも十分な駐車場はあります。



さて、この春宮近くというのか境内の一部というかそんな場所に、「万治の石仏」があります。諏訪ではこれのアピールに力を入れているようで、ビーナスラインにある八島湿原の売店の前にレプリカがあります！（なんでも、諏訪駅にもこれのレプリカがあるというからすごい。）ここも人は少なかったのですが、雨が降っているのでお顔がよくわかると管理の？おじさんが言ってました。前に湿原に行ったときには、「あー、どっかにこんなのがあるんだ」と思った程度。しかし実物を見てみるとなかなかユーモラスで、自然石を生かした特異な意匠ではないでしょうか。


さすがに岡本太郎氏が「なんだこれは！」と言ったかどうか知りませんが、絶賛したというのはなんとなくわかります。


ただこれは、別に神仏融合によるものではなく、その昔春宮の鳥居を造ろうと思った石工さんがここの石にノミを入れたところ血が出て云々・・阿弥陀如来に仕立てたというものらしいです。
実におもしろい。