車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



 
*このレポートは2014年3月のものです。2014年11月に「2万キロの感想」を追加しました。こちら
    「3万キロ乗った感想」も2016年6月に追加しました。 

*2018年9月に「5年乗った感想」を追加しました。こちら



ボルボV40も走行距離が10,000キロを超えたので、長期レポートを書いておきます。良いところはいろいろとあります。しかし、ここではあえて問題点、改善して欲しいところを中心にします。日本人はなぜか「外車は修理が多くても好きで乗るなら仕方ない」などということをよく言いますが、それは違うでしょう。メーカーのためにも。
 まず良いところ。私は車選びは1、スタイル 2.走り 3.信頼性 4.価格 5.実用性 という順で選んでいます。そのうち新型ボルボV40はスタイル抜群、加速も良好。これだけで買った価値は十分!一応これまでは故障らしいものは無し。(最近のボルボは全体的に故障が少ないという世間の話を信用)。ただ、価格は「安い」と言われているものの、それなりのOPを付けるとそうでもないし、実用性はまあまあというところです。乗り心地は少し硬いのが好きなのでちょうどいい感じです。安全性は数年乗ってみないとわかりません。それがなぜかというのは「問題点」で。

 

 さて、どの車にもあるものですが「問題点」「改善してほしいところ」。試乗だけではわからなかった点もいくつかあります。

1.シティセーフティーの精度。さすがに誤停止までは無いが、前車との距離が十分でも、前車が左折すると警告が鳴ることが多い。時には前に全く車がいない時に警告が鳴ってびっくりすることさえある。
2.ブラインドスポットインフォメーションの精度。これも安全装備だが、車を検出しないことがある。あるときは検出しあるときは検出しないというのはかえって危険。
3.クロストラックアラート。これも安全装備だが、道路に面した駐車場では鳴りっぱなし。

安全装備はちゃんとしていてナンボのもの。車を手放すときに「無事故でよかった」と言えれば、それがいちばんかも。

4.最少回転半径が大きすぎ。これはよく言われていることだが、コンパクトカーと言っているのに上位車種と同じではおかしい。ハンドルが途中までしか回らない感覚がある。角度のある曲がり道が一度で曲がれないことがあるので危険。
5.これもよく言われているが、カーナビがショボすぎ。性能はポータブル2万円程度のもの以下。
6.サイドブレーキの位置。左ハンドルのままの仕様で、最初は問題ないかと思っていたが、助手席の人の足に触れてしまうことがある。ナビ画面の切れ込みなども左ハンドル仕様で、これは問題ないのだが、こういうちょっとしたところが対処できていないと、「まあいいか」というメーカーの変な妥協が勘ぐられて良くないと思う。
7.ワイパーを立てるのが面倒。洗車時なども一定の操作が必要で、ガラスに小石が付いていたりするとキズをつけかねない。
8.オートライトが明るいうちに点灯する。いくらなんでも早すぎ。調整できるようにしてほしい。あまり使わないイルミやメーターカラーは調整できるんだから。また、ヘッドライトが点いているかどうかのインジケーターがハンドルに隠れて確認しにくい。メーターパネル内に入れるべき。
9.燃費は悪い。市内で8~9km。高速でも12~14km。ただしほぼ年中エアコン使用で、アイドリングストップも運転しにくいので使っていない。(そのアイドリングストップ時にエンストしたこともある)
10.そのエアコン。冷房はいいが暖房の制御がイマイチ。足元より頭が暑かったり、長い間冷風が出ていたりする。

このほか、最初からわかっていたことでやっぱり今も気になるのが、後ろの見通しの悪さ、それからウインドーにUVカットが無いこと。これらは自分でなんとかなるとは思います。

全体としては、基本性能はいい車ではあるけれど、まだ完成していない。もう数年すると完璧になるかも・・といった感じです。




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