證誠寺(しょうじょうじ)へ行って思ったのですが、日本の童謡にはいくつかお寺が出てきます。それがどこのお寺なのか、調べてみました。
「証城寺の狸囃子」、「山寺の和尚さん」、「夕焼け小焼け」のお寺
まず、前回のとおり、「証城寺の狸囃子」は木更津の證誠寺でした。では「山寺の和尚さん」。「♪やまでらの、おしょうさんは、まりがけりたし、まりはなし・・・」という歌です。これははというと、当然「立石寺」ではないし、「モデルなんてない」という意見もありますが、実は福岡県うきは市にある「大生寺」らしいということがわかりました。和尚さんは第八世、蔦道和尚。袋に入れた猫をけってたわむれた歌は、禅僧の厳しい修行の途中、和尚が狂人になった姿をうたったもののようです。最終的には回復して敬われる和尚になったということですが、やっぱり童謡や昔話っていうのはちょっと悲しい話がもとになっているものが多いですよね。
「夕焼け小焼け」のお寺も諸説あり、有力なのは長野市、善光寺の西北の山腹にある「苅萱堂往生寺」(かるやどうおうじょうじ)。鐘楼の前には作詞者・中村雨紅の直筆の歌碑が建てられているということです。
「夕焼小焼」といえば、昨日は「スーパームーン」だったのでボルボV40の写真を撮ってみました。
「夕焼小焼」と関係ない?いやいや、2番の歌詞は「~まあるいお月様」ですよね。
そのほか、「お寺」という言葉はでてこないものの、童謡「花かげ」の桜吹雪のお寺は山梨県塩山の禅寺・向嶽寺(こうがくじ)ということもわかりました。これらはいつか行ってみたいと思います。
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