車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



 1日目はカイロの「ピラミッドの見えるホテル」に宿泊し、「おーっっ・・」とのんびりする暇もなく、翌2日目は朝2:45集合!!というなかなかパンチの利いたスケジュール。5:15発のアスワン行き飛行機に乗らなくてはいかんからです。そしてまたそこからバスで片道260km!アブシンベルまで移動。しかも政府の通達とかで途中休憩は無し!何もないサハラ砂漠の1本道を走ります。ただ、冷房はよく効いているし、道は良いので快適です(ほぼ皆寝てましたが)。こういう日程になったのは、本来アブシンベルに宿泊して光と音のショーを見て・・という予定だったのが、なんでか知らんが当日中にアスワンまで帰ってクルーズ船に乗ることになったから。

 

 アブシンベルはいい天気。暑いけれどカラっとしています。バスを降りて歩いて行くと、神殿が見えます!おーっと・・・、裏だ!・・・・そして見えてくるのはナセル湖!

 

 正面に回ってどーん!アブシンベル大神殿!!!世界最大の岩窟神殿。何と、ここはカイロ以上に空いてる!ほぼ貸し切り状態!すごい!!そして圧倒的な迫力。巨像の高さ20m!奈良の大仏よりでかい。
 ここは世界遺産にとって重要な場所。かつてアスワンハイダムの底に沈むところだったのを、ユネスコや世界中のの協力で1964年~1968年にかけ1063個のブロックに分け、元の位置より60m上の位置に移されたもので、これがきっかけとなって世界遺産が生まれたんですよ。これを造った古代エジプト人もすごいが、移設した現代人はもっとすごい!

 

 中へ入ります。これまで中の撮影は禁止でしたが、今年から(金を払えば)OK!となりました!ラッキー!中にも外にもラムセス2世の像だらけ。レリーフも見事!有名なレリーフだ!

 

 一番奥の重要な部屋。このまえTVでやっていた。左からプタハ神、アメン・ラー神、神格化されたラムセス2世、太陽神ラー・ホルアクティの座像で、「ラムセス2世の誕生日と即位日に冥界の神プタハ以外の3体に朝日が当たる」というもの。現地ガイドさんもそう言っていた。「そんなこと書いてないわ」とか「昔の話なのでわっからへんわ」など諸説あるがまあ古代のことなんで面白いほうがいいでしょ。この日4月30日だけどそんな感じでしたよ。 
 横にもいくつかの部屋がある。ところで写真はOKでも、やはり何度も係の方が「チケット?」と言ってチェックに来る。それが本当に係の方ならいいんだが、怪しいオッサンなのかどうなのかわからんので困る・・。
 
 

 内部にいたのはほぼ同じツアーの面々だけ。なお、外の1体の像の顔が崩れて前に落ちているのは、以前の場所でそうだったからそのままの状態で(修理せずに)持ってきたとゆーものです。

 

 



 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )