車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



 4月12日、ミホミュージアムの帰り道。県道12号線を栗東インターへ向かう途中で、道の駅『こんぜの里りっとう」の前の細い坂を4kmほど上るとあった「金勝寺」(こんしょうじ)。このお寺、私が数々訪れた山寺の中でもトップクラスの名刹です。「歴史」「仏像」「静かさ」「美しさ」と行くまでの「困難さ」が全部揃っています!(こんぜの里の”こんぜ”って、金勝のことだったようで・・。)
 さて、まずは道。ちゃんと舗装されてるし、「横がガケ」というところは無いんですが、曲がりくねっているので、急に対向車が来ると焦ります!ミホミュージアムでさえ結構な山の中だと思いましたがこちらはそれ以上。途中では車はいったん反対に曲がってUターンしないと曲がれない道などもあります(ちゃんとUターン用の少し広いところがある)。ところが、お寺に着けば綺麗な駐車場とトイレがあります。入山料500円で、お寺の方が拝観順などをわかりやすく説明していただけます。

  

車は2台ありましたが、最初に1組の人とすれ違っただけで後は貸し切り状態。奈良時代、聖武天皇の勅願により平城京の東北鬼門を守る寺として東大寺初代別当良弁僧正が開基し、その後大寺院になったものの火災でほとんどなくなってしまったというありがちなパターン。しかし仏像は平安の重要文化財がしっかり揃っています。まずは仁王門前、コケが素晴らしい。

 

仁王像は鎌倉期のもの

 

仁王門から右手に二月堂があり、その中には平安時代の重文である3.6mの軍荼利明王立像!単独で、しかもこれだけの大きさのものはめったに見られない。

 

本堂と二月堂は400年前の仮堂だそうで、その本堂内にもまた平安時代の重文で座高2.4mの釈迦牟尼如来坐像ご本尊、などなど。

 

本堂左には虚空蔵菩薩堂(昭和建立)。中の虚空蔵堂半跏像の重文。その少し上には講堂と三重塔跡。これで三重塔が残っていれば最高でした(ぜひ再建希望!)

 

すばらしいお寺です。地図で確認すると確かに奈良のちょうど北東。考えてみれば、平安京に対する延暦寺に相当するお寺!!全国的にはあまり有名ではないかもしれないけど、このような所はまだたくさあるんでしょうね。なお、先ほどの山道をもう少し登ったところには馬頭観音堂があり、またそこから徒歩1時間で高さ6mの狛坂磨崖仏(コマサカマガイブツ)というのがあるようです。ミホミュージアムに行くのであれば、ぜひこちらも・・とおススメしたいところ、もう少し道が広ければ・・・。(ごんぜの里りっとうから徒歩で40分ほどで行けるそうです)






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