朝、コーヒーを入れて飲む前に朝刊を広げると信じられないニュースが!!
「マエダ、みなとや買収へ」
いつかこういう日が来るかもと、思ってはいたのですが、いざ現実のものとなると、半端ない喪失感です。「三光ストア」なき後、 「がんばれ、みなとやスーパー!!」と願い続けていたのですが、長谷部選手の日本代表引退会見以来の寂しい気持ち。
正直「スーパーみなとや」は八戸市内で唯一、うちの製品を扱っていない、まぁ我々にとって商い上のお付き合いがないスーパーなのでしたが・・
しかしながら、陳列される商品は、まさに異彩を放つ、いぶし銀のごときラインナップで、他のスーパーとは一線を画していました。
「ビックな鶏唐揚げ」を頂点とする(ビックなおにぎりもあるぞ)、オリジナルお惣菜群。高校生の永遠のおやつ「むつ食品」の製品群(お好みフライ、グラタンフライetc)・・・
肉コーナーにある、「鶏の内臓(モツ、きんかん、皮)」。これは醤油、砂糖、しょうがで煮付して食べれば酒の肴に最高!! そして忘れてならないのは、固いんだけど旨味あふれる「親鶏もも肉」!!(ハイボールとの相性は抜群でまさに鉄板!これ無しに小生は生きていけない。)
小生のこのことに触れたブログ↓↓↓
https://blog.goo.ne.jp/gwnhy613/e/6471116705705b9bba0417c908b1e5bf?fm=entry_awp
魚コーナーに行けば、めちゃくちゃ安い「あんこうの肝あえ」「鯨の刺身」、おそらくオリジナル「しめ鯖」等々、どっから仕入れしてくるんだろう?ってな具合。
なんだ、全部お前の酒の肴だろうと言われればそれまでなんですがね。
そういえば、東池袋の小さな居酒屋で酒を飲んでいたら、店主が「ここいらへんもねぇ、居酒屋は全部チェーン店になっちゃって、独立系はほとんど無くなっちゃいました。」って寂しそうに言ってましたが、小さいところには小さいなりの良さがあるんですけね(ってか、オラは飲み屋はチェーン店は行かない。そもそも)。
マエダの経営陣の皆さんには、おそらく小生だけじゃなく、たくさんの「みなとや」ファンがいることを是非ご理解いただきたいと切に願うものです。そのオリジナルDNAは何とか残してもらえないものかと・・・。
多数の店舗数で仕入れを行えば、価格も抑えられ、結局は消費者自身のへのメリットになるのは解るんですが、スーパーは「豚のこま切れ肉」がグラム何円とか、それだけで行くわけじゃないんすよね。
「みなとや」ファンは、つまるところ「みなとやオリジナル商品」を愛するファンたちなのですから。
スーパーどうしで、ほとんど同じ商品を価格で競うだけなら、こんな悲しいことはありません。