スポーツマンシップ教育

先日、某実業団陸上部内で行われたスポーツマンシップ教育の講義に出向きました。
講師は広瀬一郎氏（ＮＰＯ法人スポーツマンシップ指導者育成会）。
１９８０年代、電通勤務時代にはサッカーをはじめ数々の国際スポーツイベントをプロデュース。
０２年同社退職後はスポーツコンサルタントとして、スポーツマネジメント、スポーツマンシップ教育を
題材とした講義、執筆など通じて幅広く活躍する同氏。

この日のテーマは「スポーツをする権利と責任」。
“スポーツとは、”、“スポーツマンとは、”、“スポーツマンシップとは、”誰もが幾度となく耳にしている
この言葉。いざ説明しようとすると意外と難しい。
実はその意味を正しく理解していないことに気づく人がほとんど。ただ、これを理解した上でスポーツに
取り組むか否かでその成果にも大きな違いが。
長年様々な角度からスポーツと社会の関りを研究してきた同氏。普段とはちょっと違う視点で自分たちの
スポーツ（陸上競技）を見つめ直す機会にもなった今回講義。この日、事前課題をもとに選手達との対話も
交え約２時間半。白熱の講義に参加した選手・スタッフの皆さんも真剣な表情で聞き入っていました。




この秋から私もスポーツマンシップ教育の主に陸上チーム向け事務局業務も手掛けることに。
以来、今回が２チーム目の実施。今後陸上仲間を通じて広め、一人でも多くの選手、指導者の方が引退後の
セカンドキャリアも含めより価値の高い、より充実した生活を送ることができれば、というのが切なる想い
です。