GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

2016年を振り返って(中)

2016-12-16 21:47:13 | 日 記
今年中盤に入り仕事の舞台はアメリカが中心に。

↓5月に入り、毎年恒例のペイトン・ジョーダン陸上含む米国内トラックレース3試合で6チームをサポート。
 写真は5月下旬オレゴン州ユージンで行われたプリフォンテーン・クラシック陸上1万mに参加のウィリアム・
 マレル
選手(Honda・上下白ウェア)。
 リオ五輪5千、1万m2種目優勝のモア・ファラー選手(英)と最後まで競り合い2位。26分54秒66を
 マーク。この記録はこの時点で同年世界ランク2位。五輪、世界陸上を除けば1万mでは最高峰の大会で
 快走しました。


↓更に5月末からはオレゴン州を拠点に活動するプロチームのバウマン・トラック・クラブを訪問。
 6月までの帯同期間中、日本の実業団のコーチ研修も実施。彼らの強化方法やビジネスについて色々と
 勉強させて頂きました。


↓同クラブのスタッフだけでなく選手の皆さんにも良くして頂き色々ろ貴重な話を聞くことができました。
 競技に取り組む姿勢が真剣なのは言うまでもありませんが、皆、人間的にも自立、礼儀正しく好感の持てる
 選手達ばかり。向かって左からC・デレック(今年全米陸上1万m5位)、R・ヒル(今年世界室内3千m
 2位)、G・フェルナンデス(千五百mベスト3分34秒60)、私を挟んでL・ロモング(12五輪5千m10位)
 の各選手。
 千五百~5千mの各種目で全米、又は世界のトップレベルの選手が多い同クラブですが、質の高いスピード
 練習に偏ることなく年間通して不整地で長い距離を多く走ることも重要という彼ら。
 スピード練習後には長めのダウンジョッグ、更には年間通してしっかりとウェイトトレーニングをすることなど、
 地道ながらも基本的なことを大切にしている辺りも印象に残りました。


↓7月上旬に一旦オーストラリアへ。ゴールドコースト・マラソン、フル女子の部で堀江美里選手(ノーリツ・写真)が
 自己新、そして大会新となる2時間26分40秒で優勝。更にフル男子の部では濱崎達規選手が9位。
 ハーフ男子の部では柿原聖哉選手(SGホールディングス)が3位と健闘しました。


↓その後は再び米に戻りユタ州で大学、実業団の高地合宿をサポートさせて頂きました。
 昨年に続きこの地で合宿を行ったトヨタ自動車の皆さん。主力の5選手が秋のトラック、駅伝シーズンに向け
 しっかり走り込みました。


↓こちらは日立物流の皆さん。近年急成長中のチームです。元日のニューイヤー駅伝では両チームの走りが
 楽しみです。冬はオーストラリア、夏はアメリカと合宿サポートビジネスも年々定着してきました。


☆弊社インプレスランニング・公式ウェブ・サイト。こちらの方もぜひご覧ください。






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