いよいよニューイヤー駅伝

今年も残りあとわずか。そして、元旦恒例の全日本実業団駅伝（７区間１００ｋｍ）まであと２日。
今日辺り、全参加３７チームが会場となる群馬・前橋市入りしているのではないでしょうか。

私もＨｏｎｄａ陸上部在籍時代、この時期はレースを間近に控え一年の中で最も緊張感に満ちた毎日を
過ごしていたのを今でも昨日の事のように思い出します。
いわゆる実業団の男子長距離陸上部はこの大会を年間の最大目標にしており、その成績次第では次年度の
活動環境やスタッフ、選手らの評価に大きな影響を及ぼす事もあり得るだけにチーム内にピリピリした
雰囲気に包まれるのも無理はありません。

一方、チームを所有する会社にとっても今大会は大きな社内イベントと位置付けている所も多く、特に
群馬に近い関東圏内や上位常連チームとなると会社から応援バスなどを連ね多くの従業員やその家族が
観戦にやって来ます。
私もスタッフ当時、選手サポートの傍ら社内応援体制の準備作業にも携わっていましたが、それも
今となっては大変懐かしい思い出です。

今年のレースは本命不在の大混戦。近年優勝実績のある日清食品グループ、富士通、コニカミノルタ、
中国電力をはじめ、古豪の旭化成、カネボウ、そして今年急成長したトヨタ自動車、更には地区予選の
中では最激戦区の東日本実業団駅伝を制したＨｏｎｄａ。
これらチームが横一線に並んでいると言った感じです。

上記チームを中心にベストメンバー或いはそれに近いオーダーを組み、７人の走者が取りこぼしの
ない走りをする事がまず優勝する為の条件かと思います。まあ言うのは簡単ですがこれがなかなか
駅伝では難しくもあり面白い部分でもある所。本当に奥の深い競技です。

いずれにせよ参加各チームの選手が最高のパフォーマンスを見せてくれる事を期待したいと思います。

↓都内の駅構内にも派手な大会ポスターが貼ってありました。

↓私がＨｏｎｄａ陸上部時代関わった最後の大会（２００６年）のスタート。チームは５位でした。


↓０６年当時は２区がエースが集う最長区間（２２．０ｋ）。
　現在は４区がエース区間ですが、２０１１世界陸上や翌年の五輪代表を占う意味でも注目の区間です。


大会は元日の９：１０スタート。
ＴＶでの生中継もあります。スケジュールはこちら。
ＴＢＳサイトにも詳しい大会情報がＵＰされています。