米・ユタ州合宿 その５

米・ユタ合宿サポート業務を終え、一昨日帰国しました。

今回の地は昨年春に私が現地を視察。
その後日立物流・北口監督、花田外部コーチから将来的な海外合宿の相談を受け、今回合宿実施の
運びとなりました。

合宿期間中、花田さんからはご自身の指導スタイルや理念など色々と聞かせて頂きました。
１０年間に渡り指導されてる上武大学駅伝部の方も殆どゼロの状態から箱根駅伝参加常連チームに
作り上げ、また学生トップクラスの長距離選手も複数名輩出。既成概念にとらわれずオリジナリティ
ある強化施策、チームマネジメントで着実に実績を築き上げているといった印象です。
まだ日本人が高地トレでは訪れたことのないここユタ州での合宿導入もそういった取り組みのひとつ。
駅伝強化だけでなく世界で通用する選手の育成に本気で取り組もうとされている指導者の一人だと
感じました。

↓ジョッグレベルの練習の際には時折選手と一緒に走り、高地での選手の動きや息づかいなども
　入念にチェック。練習や食事後に一人ひとりの選手としっかり対話の時間を持たれていたのが
　印象的でした。
　写真、一番後ろの白いキャップが花田コーチ。


↓練習時間、食事の合間に私も一緒に自転車で練習コース探しにも出かけました。
　が、日頃運動不足の私にはこの高地での上り坂はかなりきつく、コースについて途中花田さんと
　話を出来る状態ではなくなり、食事作りに支障が出てもまずいので、やむなくこの日は途中で
　先に一人退散しました。。。(^_^;)


↓これまで米ボウルダー、アルバカーキ、マンモスレイク、そしてスイスのサンモリッツなど幾つかの
　高地トレ地を訪れてきましたが、ここはここで他にはない良さを兼ね備えた場所だと感じました。
　今回の日立物流＆上武大の合同合宿は初回ということもありまだ実験的な部分もあり、今後継続
　して行くには幾つかの課題もありますが、この地でのトレーニングが両チーム選手の大きな飛躍に
　繋がればと思います。