先日モンク話で「「THELONIOUS MONK '63 IN JAPAN」の映像が見たい」と言ったところ、swing a-go-goさんから「YouTubeに公開されているのでは」とのコメントをいただき、なるほどなんでも公開しちゃってるYouTubeならばあるかもしれないと検索してみると
・・・・ありましたありました。
「EVIDENCE」「BLUE MONK」「JUST A GIGOLO」「BOLIVAR BLUES」「EPISTROPHY」全5曲の内、モンクのソロ演奏「JUST A GIGOLO」を除く4曲が公開されていました。
コメントをいただいてすぐに確認して、今日の午後、パソコンをアンプにつなぎゆっくりと拝聴しました。
映像の大きさは少々寂しいですが、十数年ぶりに見るその映像に感動です。
こう言っちゃなんですけど、内容は先日WOWOWで放映になったヨーロッパツアーの演奏より数段上だと思います。
モンクはもとより、チャーリー・ラウズもじつに勇ましくみえます。モンクのそぞろ歩きも前記のヨーロッパツアーと比べて、タイミングも様子もとても良いし(笑...これも映像の醍醐味?)、テーマ→テナー・ソロ→ピアノ・ソロ→ベース→ドラム→テーマというおきまりパターンも陳腐化をまったく感じません。この時期のモンク・カルテットは、このメンバーでの絶頂期であったのでしょう。
ひょっとすると東京産経ホールでの「MONK IN TOKYO」より、こちらの方が良いかもしれないと思うほどです。(これは映像が有る無しの差かもしれませんけど)
「やっぱり、俺はモンクが好きなんだなぁ・・・・・」
一人つぶやいておりました。
さて、今日の二枚目はもちろんモンクです。コロンビア移籍第一弾アルバムであり、ラウズを迎え活動し始めたオリジナル・モンク・カルテットの代表アルバムでもあります。
以前に「モンクは身勝手なようで、じつは気遣いの人だ。だから他のメンバーに気遣いせずに済むソロが私は好きだ」といったことを書いたかと思います。ラウズが加わって最大のメリットは何かと考えると、以前ほど気を遣わずにおもいきってモンクらしくいけるようになった、ということだと思います。モンクは自由に想像できる環境をこのカルテットで得たのかもしれません。
でも、どうして今までこのアルバムを私は紹介しなかったんだ??????
MONK'S DREAM / THELONIOUS MONK
1963年10月1日, 11月1, 2, 6日録音
THELONIOUS MONK(p) CHARLES ROUSE(ts) JONE ORE(b) FRANKIE DAUNLOP(ds)
1.MONK'S DREAM
2.BODY AND SOUL
3.BRIGHT MISSISSIPPI
4.FIVE SPOT BLUES
5.BOLIVAR BLUES
6.JUST A GIGOLO
7.BYE-YA
8.SWEET AND LOVELY
おまけ、
本日は日曜日、『料理当番、今日の一品』いきましょうか。
まずは、ブリの照り焼き、詳しいレシピは書く必要もありませんよね。
こちらは、昨日いただいたタコをマリネにして、サラダ風にしてみました。
私は箸を付けずに、最近もらい物の多いママへお土産にして・・・・・飲みに行ってきま~~~す。(笑)