昨晩は酒も飲んでいないのに帰宅時間が12時をまわってしまい、風呂に入って一杯飲んだらバタンキュー、今朝仕事に出掛けても空あくびなんぞばかり出てきて、
「バブさん、昨夜飲み過ぎた?」
「何言ってるの、バブさんが飲み過ぎた次の日は、ムチャクチャお酒臭いけどあくびなんてしないんだから」
あらま、よくご存じで、そうなんですよねぇ深酒の寝不足はさほど体にひびかないんですが、酒も飲まずの寝不足は体にこたえてこたえて・・・・・・
って、違いますよ、ここ一週間ばかりなんやかやと忙しくて、少々バテ気味なだけです。
そんな折、今日予定していた仕事がキャンセルに
「やったぁ~~~!!午後から有休取っちゃおうかなぁ~~~~~」
じつは昨晩、帰宅直後にいつものバーのママからメールなんぞが入ってきまして
「明日あたり居酒屋でもどいですか?」
とのありがたいお誘い、それがあったもので『有休』は取らなかったものの、今日は仕事を早めに切り上げたというわけです。
シ・カ・タがないのでこれから飲みに行ってきま~~~す、よ。(笑)
ところで「世界同時株安は、世界恐慌の始まりか?日本でも一般生活に影響必至」等々、なんだか暗~~い話題ばかりの中、昨日までに4人もの日本人がノーベル賞受賞という、なんだか心がウキウキするようなニュース(まっ私には直接それが大きく影響するわけではないのですが)、素直に誇らしいですよね。
「う~~ん、昨日の三人の研究よりは、いくぶん分かりやすいかなぁ」
とは、ランチを食べに行った喫茶店の常連Nさん
「そうだよね、発光するタンパク質がいろんなところに役立っているっていうのは何となく理解できるけど、一昨日の対称性の破れだの、クォークの数がどうだのいう話はチンプンカンプンだもんなぁ~~~文系の俺としても」
と私。するとマスターが
「おいおい、バブさんは理系でしょ」
ナイス・タイミングのナイス突っ込みです。
「いやいや、理系っていっても、俺のばやい、物理が苦手だったから化学を専攻したんだから、あれで英語が出来てりゃ経済に行ってたと思うよ。」
つまり、得意科目がなにも無かったということでありますけどね。(笑)
そんな中、私とは全くラベル、いやレベルは違いますが「英語が大の苦手」とおっしゃる益川博士、良いですねぇ~~あのキャラ、そして「日本国憲法第9条を変えるな、変えさせるな」という『九条の会』のメンバーとしての平和活動も素敵だし、「英語が苦手なのは、名前(敏英)のとおり英語に敏感過ぎるからじゃありませんか」とお答えになった奥様もまた良い、いっぺんにファンになってしまいました。
「でもなぁ~~学生時代に益川博士とお会いしてれば、英語コンプレックスの俺も化学博士になってたか」
「無理無理、所詮凡人は凡人よ。」
あっ!マスター、またまた素早い突っ込みありがとうございます。(笑)
ともかく、ノーベル賞に4人いっぺんにというのは、とても気持ちが良いわけで、これを機に子供たちの理系離れに歯止めがかかり、新たな人材が育つことを期待してしまいます。(できれば海外に流出して欲しくないけど・・)
「末は博士か大臣か」
できるなら、今の子供たちには四氏のような立派な博士を目指していただいて、何処かの無意味な大臣にだけはならないよう願いたいものです。
おっと、それからこの勢いに乗って村上春樹のノーベル文学賞・・・・あるかなぁ????
さて、今日の一枚は、ユセフ・ラティーフです。
独特なエキゾチックさというか、アチャラ風というか(アチャラって何処だ?)その雰囲気のせいでしょうか好き嫌いがハッキリするリードマンであるように思います。
このアルバムにしても、例えば最初の「GOIN' HOME」のタンバリンでの出だしなんか、「ちょっと考え過ぎじゃないの」みたいな臭さを感じるのもたしかです。
ところが、私の場合、先日も触れたように弓弾きというモノに弱いという弱点がありまして、それがたとえお堅いロン・カーターでも、何気に聴き入ってしまうのであります。ましてオーボエって・・・・・
オーケストラの演奏を聴くとき(最近あまり聴きませんが)私はついついオーボエの音を探しにいくくらいオーボエの音が好きでして・・・・・
チェロの弓弾き+オーボエの音、ほら、不意にやられた膝カックンみたいな、無条件に力が抜けちゃうみたいな、私の場合そんな感じがあって「演奏内容云々を言う前にカックン」なのであります。
じつは昨晩、このアルバムを寝る前にザックリ聴いたのですが、これといった面白味のあるアルバムだとはけして思いませんでした。
それでも「SALT WATER BLUES」なんか「カックン」・・・・わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ
所有盤はCDです。
THE THREE FACES OF YOSEF LATEEF
1962年1月30日録音
YUSEF LATEEF(ts,oboe,fl) RON CARTER(cello) HUGH LAWSON(p) HERMAN WRIGHT(b) LEX HUMPHRIES(ds)
1.GOIN' HOME
2.I'M JUST A LUCKY SO AND SO
3.QUARANTINE
4.FROM WITHIN
5.SALT WATER BLUES
6.LATEEF MINOR 7TH
7.ADORATION
8.MA - HE'S MAKIN' EYES AT ME
おまけ、
というわけで、これから飲みに出かけてきます。
「焼き鳥に日本酒(京は伏見の酒が飲めるんですねぇ)・・・でへへへへへ、19時、鳥○だよね、ママ~~待っててねぇ~~!!」