JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

母の日の無神論者?

2012年05月14日 | d-f

ちょいご無沙汰でした。
ここ10日間ほど何かと小忙しいというか、姉夫婦が突然泊まりがけで来たり、身近に不幸があったり、はたまたMさんのお店の人手不足が重なったりといろいろございまして、やっとホッと出来たのは昨日の日曜日になってからでした。
するとこんな私でも疲れてたんでしょうか、寝坊をしてしまいまして、午前10時半過ぎまで爆睡・・・・ある意味ビックリです。
でも、寝過ぎもいけませんね。なんだか一日ボケ~~~っとした感じで、あれだけ寝たはずなのにレコードを聴きながら生あくびなんかばっかしちゃって、どうにも締まらない休日でした。

ところで、その日曜日は『母の日』でありましたが、みなさんはお母様に何かしてさしあげましたでしょうか?
私なんぞ、エバレル事でもありませんが、ここ数十年何もしたことがありません。(笑)なにしろ無神論者ですから(関係ないだろ!)

昨日の昼前のこと、私がまだ半分寝た常態で珈琲を飲んでいると
「○○、これ電池が無くなったのかなぁ」
と、ボロボロの携帯ラジオを手に母がそんなことを言ってきました。
「いやいや、電池が無くなったのかもしれないけど、それ以前にそろそろそのラジオやめれば」
「そっかぁ?」

父が亡くなって以来、母は夜眠むれなくなるとNHK第一放送を聴くのがクセみたいになっていて、以前にも
「なら、置き型のもう少しよさげなラジオにすれば」
と言ったこともあったのですが
母曰く、
いろんなスイッチが付いていると訳分からない、NHKさえ聴ければいい、それに大きいと邪魔になる、故に一局だけ聴ける(AMだけ聴けるの意)ちっちゃいのが良いんだそうで
「分かった分かった、そんじゃ電池買って来てやるから」

てな事で、いかに怠くても夕食を準備せねばイカン私は、その買い出しついでに電気屋さんに立ち寄りました。
「そっかぁ、珍しく母の日プレゼントでもしようかな」

あはは、何が母の日プレゼントだっちゅうの、何と電池代込みで980円ですよ。酷いもんだ。
それでも、NHKにチューニングして
「ここ回して、カチっていったら聴けるから」
とわたすと、母は期待以上に喜んでくれました。
まっ、「エガッタ、エガッタ」(笑)

と、怠い中にもエエ事もしたという日曜日の〆は、もちろん『料理当番、本日の一品』です。

まずは豚トロのネギ塩焼き、焼いた豚トロにネギ塩ダレをからめただけというじつに手抜きな一品ですが、そこそこ好評でした。ポイントは「豚トロの余計な油をしっかり取る」そのあたりかな?

もう一品は、アボガド・マグロ・サラダです。今回はごま油も加えてちょつと香ばしさを出してみましたが、なかなかなお味でしたよ。

さらに、前回の日曜日は姉夫婦が来たこともあって、手羽元のトマト煮、初鰹の造り、生わかめのサラダ、揚げ鱈と揚げ豆腐の雪見餡、等々作り大宴会とあいなりまして、写真を取り忘れてしまいました。その代わりと言っちゃなんですが、姉夫婦が帰った翌日も晩飯を作らされるハメになりまして、その時の一品も

まずは、前日残った手羽元の煮物。

もう一品は、あはは、私用のつまみですね、揚げの中身は大根葉の塩もみ、カラシを納豆に合え詰め込んであります。

さて、今日の一枚ですが、もちろん以前紹介済みのエリック・ドルフィーです。

昨日ボーッとしながら聴いたのは、サド・ジョーンズの「THE MAGNIFICENT THAD JONES」、マルの「ALL ALONE」、モンクの「THELONIOUS MONK AND SONNY ROLLINS」、ケニー・ドリューの「DARK BEAUTY」、ブッカー・リトルの「BOOKER LITTLE」、そしてこの「IN EUROPE, Vol.1」でした。
「どういう組み合わせじゃい!」との仰せもございましょうが、一人で聴くのに文句は言わせません。(笑)

それでね。いつもならこのアルバム、先にB面を聴くのが通常なんでありますが、昨日は素直にA面から聴きました。そう、飛び入りチャック・イスラエルとのディオ「HI-FLY」から聴き始めたわけでして・・・・
ドルフィーを聴くときに、コルトレーン同様私がボーッとしていられないのは、すでにみな様ご承知の通りでありますが、昨日もこの時ばかりは目を覚まして聴き入っていました。(笑)
間近に聞こえるドルフィーの息づかい、イスラエルのベース上で彼の奏でるフルートは、ただただ私を覚醒するばかりか、別世界に引きずり込みそうな・・・・・・
「あ~あ、これで「GOD BLESS」のバスクラを聴いたら、一時間は余韻に浸れる」
てなもんですよ。
「悪いけど、アクセンもモーズホルムもエルニフもどうでもいいの」
なんと、私は酷い人でしょうかねぇ
そんなアルバムです。(って、なんのこっちゃ)

ERIC DOLPHY IN EUROPE, VOL.1 / ERIC DOLPHY
1961年9月8日録音
ERIC DOLPHY(fl,bc) BENT AXEN(p) CHUCK ISRAELS(b) ERIK MOSEHOLM(b) JORN ELNIFF(ds)

1.HI-FLY
2.GLAD TO BE UNHAPPY
3.GOD BLESS THE CHILD
4.OLEO

おまけ、

最近、ビール+トマトジュース、いわゆる『レッド・アイ』にはまっております。
きっかけはO-クママに
「チェイサー飲まないんだから、これでも喰らえ」
と、飲まされたのがそもそもなんでありますけど・・・・
何がイイってア~タ、第一だろうが第三だろうが(第一は無いか)、ビールテイストのものであればどれもそこそこ美味しいということ、そして、確かに悪酔いしない気がします。
最近自宅で飲むときには、ウイスキーはもとより日本酒でも、チェイサーがわりにこれをいただいています。



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