平成25年9月13日での個人質問いたしました
南吹田地域地下水汚染問題についての質問(かなり要約していますが)を紹介します。
問1、市のこれまでの取り組みについて、また市が原因者と考えているA社の地下水汚染の発見されてからの汚染の推移してきたのか。
答1、これまでに最大64本の観測井戸を設置し地下水汚染の状況や地下水の流向の調査及び監視などを継続的に行ってきた。開発事業者に対しては工事の際はの汚染の拡散防止や汚染土壌、汚染地下水の適正処理について適正処理について指導し、汚染の拡散防止を厳しく求めてきた。
次にA社敷地内の汚染地下水濃度の推移は当初、最高濃度が基準値の1,000倍を超える濃度が十数倍程度に低下した。
問2、南吹田地域はおおさか東線建設工事、南吹田駅前腺立体交差事業(トンネル築造工事)などが本格的に始まっている。新駅予定地から北西に約300m離れた地点に泉浄水所が所在する。
この付近の地下水は千里丘陵から南方面に流れ、神崎川の護岸の鋼矢板に当たり、北側方面に流れ、おおさか東線敷地付近で地下水のバランスが保たれていると言われている。大型インフラ工事による土留、止水の為に鋼矢板が打設されいる。工事が起因して地下水流向のバランスを崩し、さらに汚染が北側に拡大し、水道水源に到達するのではないかと危惧する。
答2、おおさか東線建設工事では高額になるが拡散防止のために指定された工法で工事が行われ、地下水調査を実施し監視体制を取っている。また南吹田立体交差事業では事業敷地内に観測井戸を設置し慎重に事業を進めている。本市としても当該地域で地下水推移や水質の調査を独自で実施している。
今後、新たな開発工事により、地下水の流向や地質状況が不明な深層部への地下水汚染の拡散リスクが高まることが想定されるため速やかに浄化対策に取り組まなければならないと判断した。
問3、今回の地下水汚染浄化対策では対象を環境基準値の約100倍とし、目標値を同基準値の10倍以下としています。またシス‐1,2‐ジクロロエチレンの分解物である塩化ビニールモノマーが浄化対象に追加されてます。どのような経過で定めたか。
答3、塩化ビニールモノマーは平成21年11月に環境基準項目に追加され、平成23年度1月から当該地での調査を開始し、その結果シス‐1,2‐ジクロロエチレンと同様に、100倍を大きく超える高濃度汚染が確認された。学識経験者の意見も伺い浄化対象物に加えた。
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