赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
↑次にお星さまが増えるのはいったいいつになるのでしょう…
 

一歩  


J1第8節 京都0×4浦和@西京極

本日もまたFootnik@恵比寿にてテレビ観戦。事前情報どおりユースから前倒し昇格した期待の2名のうち、山田直輝(トップ登録されたので今後「君」はつけません)がベンチ入りし、負傷の坪井が帯同せず。左WBには相馬でなく平川で、右WBにはヤマ。対する京都は前節守備陣の主力に退場者が複数出てり監督まで退席処分になり、おまけにFWパウリーニョが負傷したりでかなりのメンバー落ち。

そんな京都を向こうに回しても、前半は、ゲルトさんは風下を理由にしていたようだが、それにしても余りにも無為無策のまま相も変わらず中盤を制圧されて攻め込まれてボールが収まらずイライラが募る展開。そんな状況のすべてを変えたのが京都#9田原のいわゆる「報復行為」による一発退場。京都は前節不可解な判定で退場者が相次ぎ気の毒だったが、あれは致し方ないだろう。

その退場後に待ちに待った高原のゴール。永井のスルーパスに飛び出してGKをかわし(?)、難しい角度から落ち着いてよくぞ決めてくれた。ゴール後にゴール裏に向かって深々とお辞儀をする姿が印象的だった。形はともかくもこの高原の待望のゴールと、山田直輝をトップデビュー(おめでとう。バックパスのミス1つ以外は無難なプレー振りだった)させられたことだけが、勝ち点3獲得以外のこの試合の収穫とも解釈できる。

続いてエジミウソンのクロスを闘莉王が頭で合わせて加点、さらにその後もセットプレーから闘莉王と高原が各々2点目となる得点で終わってみれば表面上は4得点での圧勝という結果に。とはいっても、前半の攻撃の内容にはさほどの改善は感じられず、闘莉王の中盤配置は相変わらずほとんど機能していないどころかチームに混乱さえ及ぼしており、またバックラインも寄せられてアタフタする様子が未だに垣間見える状態で、田原の愚行がなければ果たしてどういう展開になっていただろうか。このグダグダ状態、GWの過密日程や代表の日程などをふまえれば、もうしばらくの付き合いになりそうで今後の試合も楽観はまったくできない。そうであっても「ロビーが帰ってくれば何とかなる」という個人頼みのサッカーへの回帰は一番勘弁してほしいことだが。

しかしKBS京都の実況は相変わらずというか余計に酷くなってるんじゃないだろうか。実況がある程度ホーム寄りになるのはまったく構わないと思うし、多少の電波解説はむしろ笑えるので結構だが、ヴィジターチームのネガティブな面ばかりを、時には実態以上に強調したりするのかなりイライラさせられた。しまいにはピッチレポーター?まで不愉快な発言するし、あんな放送ならいっそのこと音声切ってほしいくらい。京都というクラブには何の恨みもないので、彼らKBS京都にだけ心から「ざまあみろ」と申し上げたい。




ところで次々々節の対戦相手である千葉が未だに勝ちなしという事実に密かに怯えているのはオレだけでしょうか・・・。

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