赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
再起動、します
 



2日目は朝からかのサグラダ・ファミリア(Basílica de la Sagrada Família)見学です。アントニ・ガウディの代表作、ご存知のとおりもう「コテコテの観光スポット」ということで、正直なところ行く前の期待値はさほど高いものではありませんでした。しかし、眠い目を擦りながら現地に行って建物の前に立った瞬間もう圧巻、言葉にできないほどの感動でした。っつーことでここはちと写真を大き目にすることで少しでもその感動を共有できればと思います。



サグラダ・ファミリアは3つのファサード(Facades)に3方を囲まれています。我が家はは日本でエージェントを通して入場券と上に登るエレベーターのチケットを購入しておいたので今回は「生誕のファサード」(Fachada de nacimiento)から入場(当日券の場合は逆サイドの「受難のファサード」からの入場になるようでした)。さて、こちら生誕のファサードでは、キリストが誕生してから初めての説教を行うまでの諸々の逸話がそれぞれ彫刻によって表現されているそうです。こちらは「東方の三賢者」という、キリスト誕生時に現れて拝んだとされる人物らしく。



そしえ扉を潜り聖堂内部に入ってもまた圧巻、心を奪われます。このサグラダ・ファミリア、もちろん観光地だけということはなく立派に「教会」としても機能しているそうで、2010年11月に先代の教皇ベネディクト16世が訪問して盛大にミサが執り行われ、晴れてバシリカ(basilica)という、要は一般の教会よりも上位に位置づけられる施設となったんだとか。この日も地下の聖堂では何か行われている様子でした。



ここで「マトリックス」ばりに天井を見上げたり、写真に収めようとする人多数。いや、当方もそのひとりですが(笑)



当方キリスト教徒ではないので確たることは言えませんが、イエス・キリスト像が「吊り下げられている」教会ってのは珍しいんじゃないですかね。360度どこからでも主の姿を拝むことができるってことみたいですね。



キリスト像を正面に臨む角度から。この無数の柱が木の幹、そして天井付近がその木々の緑のように見え、まるで木々に覆われた森にでもいるような気分になります。



この後、エレベータに乗って塔の上の通路や階段を下って見学が続きます。

(つづく)



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ドイツ代表のカカウって名前だけは何となくおぼえてるんだが…。


小川範子って今何やってんだろ?


refrigerator (冷蔵庫)という単語は「ミステリーハウス」で覚えた。ゲームだって勉強に役立つのだ!(笑)

haab1328さんがリツイート | RT

"stab"はサラトマで覚えたっけなあ… >RT


中国のスポーツ宝くじで4.97億元(約83億円!)の当選者が誕生!  しかし授与式で身分を隠すためにつけた「かぶりもの」がww  巨額訴訟不可避 news.163.com/photoview/00AP… pic.twitter.com/T0nI72xTGa

haab1328さんがリツイート | RT

おっ、政府専用機の19fy以降の整備の件はNHで本決まりなのね。




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さて、カサ・ミラ(Casa Milà、またはLa Pedrera)であります。当時改築中だったため残念ながら今回外装を拝むことはできませんでした(こんな感じです)。前回、入場料について15ユーロと申しましたが、これは各種割引等を使わず一般の場合のお値段だったと思います。チケットをもぎってもらった後はエレベーターに乗せられ、まずは屋上まで行ってそこから見学コースが始まります。



ご覧のとおり素っ頓狂というか、実にユニークな感じのデザインになっています。この物体はどうやら煙突や換気施設のようなものだそうです。ここに限らず、いろいろなガウディ建築の解説で割りと強調されていたことですが、ガウディさんはその奇抜なデザインだけに目がいきがちながらも、実のところ機能性もしっかりと考えた設計をしたとのことです。



ここで早速かのサグラダ・ファミリアの姿が遠くに見えて、おお、オレたちバルセロナに来たんだなーなんてちょっと感動。ちなみに、さすがに著名な観光地だけあって世界各地からいろんな人種の方々が訪れていました。むしろアジア系少数みたいな感じ。



こちらの写真はお隣のビルのスナックみたいなところ、「お、バルサの旗を下げてクラブ・アメリカ(メキシコ)の旗掲げているじゃん。ブレなさがかっけー!」とか勝手にかなり興奮して撮ったものなのですが、よくよく調べてみたらどうも自分の勘違いだったようです・・・(笑)何なんだろこの旗は?



で、この後は階段を下って居住スペースっぽいところも見せてくれて、居住空間のデザインも凝っていてこちらも楽しかった・・・のですが何故か写真が残っていません。いずれにせようろうろしているうちに嫁さんは疲れたと言い出すわ腹は減ってくるわでとっとと退散した次第です。



てなわけで初日の晩飯にと下調べしてあったバルのシウダット・コンダル(Ciudad Condal)へ。チェーン系ながらバルセロナでは「勝ち組」の部類の入る人気店のようです。混雑する前にということで、18時台という当地の晩飯の時間としてはかなり早めの時間帯に飛び込んだにも関わらず、店内は既に満席に近い状態でした。



猛烈に腹が減っていたのと、あとは初日でテンションが高かったのか、注文しすぎでウェイトレスのフィリピンのおばちゃんに"Too much!"と笑われてしまいました。ただ、そのおばちゃん"Too much"とか言いながらそのまま消えていき、結局律儀にオーダー通りに持ってきてくれました。。。で、こちらはイベリコ豚の盛り合わせ。



こちらはタパス盛り合わせ。ご覧のとおり、盛り合わせ2つに加えてパンと更にもう一品くらい頼んでしまって大いに後悔したのですが、頑張ってほぼ食べ切りました。というわけで、初日からオレの胃腸は大炎上。てか、仮に東京で嫁さんと2人でくれ全部食えやと言われたら一笑に付すところですが。




ワイン音痴なものでテキトーに頼んだこの地元カタルーニャ産のこのワインが実においしくて気に入りました。日本でも飲めるのかな~。ちなみに客層の割合は、観光地に比して現地っぽい人の方が多いかなくらいかなぁと。



てなわけで、ほどよく酔いどれて初日は無事終了しました。

(つづく)

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