その日はラーメンと烏龍茶の心地よい余韻に包まれながら気持ちよく就寝し、翌朝はヴェルサイユ宮殿(Château de Versailles)観光へ。この日の晩だけ1点豪華主義で奮発して凱旋門近くの高級ホテルに宿泊することになっていたのでまずは宿を移動。荷物を預けた後、その高級ホテルのコンシェルジュのおじさんに宮殿までの行き方を尋ねたところ、「自力でヴェルサイユ宮殿に行くなんて、昔に比べると日本人観光客もたくましくなったものだねぇ」なんてしみじみと言われてしまいました。品が良くて人のよさそうな紳士という感じのおじさんでしたが、残念ながら当時の地下鉄の休業については把握していなかったようであんまり役に立たず(笑)やむなく自力で振替のバスなど駆使しながら何とかフランス国有鉄道(SNCF)のパリ・サン・ラザール駅(Gare Saint-Lazare、だったかな?違うかも。訂正の可能性あり)まで辿り着きます。