赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
再起動、します
 





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J-league Div.1 - 2016 season 1st stage 10th sec.
G.Osaka 1 v 0 Urawa @Suita City Football Stadium, SUITA(AWAY)

この日はFootnik@大崎にてテレビ観戦。この2週間で5試合を、それもほとんど強豪クラブを相手に戦うスケジュールの真っただ中にあるレッズは敵地でガンバ大阪さんと対戦。ミシャさんとしてはリーグ戦で低空飛行が続く中にあってもインターバルが短い試合が続くため十分にチームを立て直すことも難しいのだろうと思いますが、それもあってかこのタイミングで珍しくスタメンを大幅に入れ替え、前節との比較ではズラタン、石原、駒井、関根、加賀の5名が新たにスターター入りという構成。出場停止の森脇の代わりに右STに入った加賀を除いては、リーグ戦で無得点試合が続く攻撃面のテコ入れというこかと思いますが、結果としてこの(ミシャさんにしては)奇策も全く奏功せず、前半からただただガンバ大阪のカウンターを無残に浴びるばかりの試合内容。開始8分でDF槙野のミドルからG大阪MF遠藤選手が蹴り出したボールを受けた1トップのFWアデミウソン選手がエリア内まで前に運び、戻ってきた阿部をあざ笑うように切り替えして逆サイドに走り込んできた宇佐美にパスして先制を許してしまいます。

浦和は攻撃面でも精度を欠き、プレッシングでも、疲労からなのかメンバーが代わったからなのか連携が十分ではなく易々とガンバに突破を許す場面が多く、前半終わった段階でかなり消耗していた印象でした。後半に入り、あまり試合に絡めていなかったFW石原を興梠に、そして1トップに入っていたFWズラタンを武藤にスイッチして、今となっては少々空しく響く“KLM”で同点、逆転を期し、確かにこれで多少攻撃面のリズムを取り戻した感はありましたが、バイタルエリアでパスを回してもクロスを入れてもガンバ守備陣にことごとく跳ね返されて決定機を作るところまではいけません。左サイド武藤からグラウンダーで逆サイドのチュンソン、右サイド武藤からクロスでニアの興梠の頭、という多少なりとも惜しいという場面もありましたが、一方でカウンターからG大阪遠藤選手がシュートをバーに当てる場面も作られるなど、むしろよく1点で済んだなという内容。ゴールは遠く「歌を忘れたカナリア」ではありませんが、リーグ戦4試合連続無得点で敢えなく連敗ということになってしまいました。戦術面、フィジカル面、そしてメンタル面でも状況はかなり深刻なように思えますが、また中3日でリーグ戦は続いていきます。年間優勝、というか年間上位を狙うも上で早くも「正念場」を迎えた感があります。



それにしてもいい歳したおっさんがこのフィッシュアンドチップスをひとりで食うのはさすがにやはりアレですかね…。

J1・1stステージ第10節 G大阪1×0浦和@吹田

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