お雛様を買った。
やや小さめの親王飾りだ。
陶器のお雛様はいくつか買ったが、今回のは、初めての「本物のお雛様」だ。
子供の頃からお雛様が欲しかった。
当時は、顔は怖いと思っていたのだが、衣装が綺麗で、道具が素敵で、憧れだった。
でも買ってもらえなかった。
家も狭いし、姉妹がいたことも関係するかもしれない。
当時あった、ボンボンの入ったお雛様(段飾りで、人形の絵を描いたシールの間に銀紙に包まれたボンボンが入っている。綺麗に外して食べれば、後でくっつけて飾れる)だけは毎年買って貰っていたが。
大人になって、自分で陶器のお雛様を買った。
これも一目惚れ。
手のひらにのるくらいの、小さなものだ。
普通のお雛様は、このころには諦めていた。
保存も面倒そうだし、高価だし、あのお顔で好みのものはないだろう…と思っていたので。
が。
本当に偶然に。
たまたま行った物産展で、何とも言えずいいお顔のお雛様を見つけてしまった。
何というのか…気品がある、のだ。
現代的とは言い難いが、確かに皇族とかお公家さんとかにふさわしいお顔。
気になったが、小さめの割にいいお値段で、諦めて一度は帰宅。
しかし、どうも相方も気になったらしい。
そうなると、もういてもたってもいられず、二日後に購入した。
うまく保存し続けられるのか。
毎年、ちゃんと飾れるのか。
…そもそも、十年生存率8割なのに、今年購入して大丈夫なのか?
ええい、買ったんだから最低でも十年は飾ってやる!
…と、妙に気合いを入れている。
現時点では、治っているんだから。気にしない、気にしない。
やや小さめの親王飾りだ。
陶器のお雛様はいくつか買ったが、今回のは、初めての「本物のお雛様」だ。
子供の頃からお雛様が欲しかった。
当時は、顔は怖いと思っていたのだが、衣装が綺麗で、道具が素敵で、憧れだった。
でも買ってもらえなかった。
家も狭いし、姉妹がいたことも関係するかもしれない。
当時あった、ボンボンの入ったお雛様(段飾りで、人形の絵を描いたシールの間に銀紙に包まれたボンボンが入っている。綺麗に外して食べれば、後でくっつけて飾れる)だけは毎年買って貰っていたが。
大人になって、自分で陶器のお雛様を買った。
これも一目惚れ。
手のひらにのるくらいの、小さなものだ。
普通のお雛様は、このころには諦めていた。
保存も面倒そうだし、高価だし、あのお顔で好みのものはないだろう…と思っていたので。
が。
本当に偶然に。
たまたま行った物産展で、何とも言えずいいお顔のお雛様を見つけてしまった。
何というのか…気品がある、のだ。
現代的とは言い難いが、確かに皇族とかお公家さんとかにふさわしいお顔。
気になったが、小さめの割にいいお値段で、諦めて一度は帰宅。
しかし、どうも相方も気になったらしい。
そうなると、もういてもたってもいられず、二日後に購入した。
うまく保存し続けられるのか。
毎年、ちゃんと飾れるのか。
…そもそも、十年生存率8割なのに、今年購入して大丈夫なのか?
ええい、買ったんだから最低でも十年は飾ってやる!
…と、妙に気合いを入れている。
現時点では、治っているんだから。気にしない、気にしない。