つれづれごと。

SD他、管理人葉月の日常の中で思うことを綴ります。※SDに関しては、必ず5/29「はじめに」をお読み下さい。

デパス0.25錠とカウンセリングについてのつれづれ

2013-05-14 14:03:09 | 乳癌
リュープリンのため、感情の揺れ幅が大きく、落ち込みも爆発もかなりあるということで、カウンセリングにかかりはじめたが、気分の揺れを調節しないと日常生活が困難なので、デパス0.25を貰っている。
というのは、今までの0.5だと速やかに眠ってしまうので(私に限り、鎮静剤並みの効果だと思う)。
ソラナックスは、飲むと「普通に眠気が来て、気持ちよく眠ってしまう」ため、デパス0.25になった。
これは眠くならない。
が、感情はフラットになり、落ち着くので、ありがたい薬ではある。

となると、何かで辛くなるたび、薬を飲みたくなる。
なぜなら、飲めば二十分で落ち着けるのが判っているから。

しかし、すべての薬は腎臓代謝なので、腎臓のためには飲まない方がいい、といわれたことでもあるし、色々と他の方法も取りまぜて、どうしようもないときだけ使用している。

カウンセリングの効果は随分はっきりと出始めている。
以前なら動揺していただろうこと、周囲の自分への感情を憶測してあれこれ悩んだだろうことに出会っても、以前のような動揺はしない。
昔の怒りを思い出しても、まるで昨日起こったことのように感じて苦しくなることもなくなってきた。
…何というか、終わったこと、と思えている。
まだ全部に対応できる訳ではないが、いつかはそうなるのだろう。

癒えない傷はない。
…と、本当にそう思えるようになってきた(体の傷の方は、治りが悪い場合もあるだろうけど)。

同時に、感情を溜め込むことは「恐ろしい」ことだと実感している。

溜め込んだ感情は、自分自身を苦しめる。
怒りを爆発させても、解消したことにはなっていない。
感情は、適切に表現されて、はじめて昇華される。
相手に伝えるかどうかでなく、自分の感情を「意識する」こと。
これが、とても、大事なこと。
名前をつけずに押し込めてしまった感情は、外に出たいと欲するものだから。

私の場合、劇的に効果をあげているカウンセリングだが、これはやっぱりあう先生や病院に巡り会えたことが大きいと思う。
合わないと話もできないが、カウンセリングの場合、自分が語らないと意味がない。
語りたい、と思える場所、人、を探すのも大事だ。

…自分を癒す、というプログラムにおいては、「乳癌」というこの病気すら、必要なことのひとつだったのかもしれない、とすら思えてきて、何だか不思議で仕方がない。


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