もともと牧場物語シリーズは好きでしたが、「キラキラ太陽となかまたち」あたりで力尽きて(確か、前作の「キミと育つ島」に手こずっていたら、追加キャラと幾分変化をつけただけのこれが出て、買いはしたものの、もういいや、という気分になってそのままだったような気がします)、以来ずっとやっていなかったのですが、これは絵が可愛くてつい。
…うーん、無駄にマップが広い。チュートリアルが長い。
「ルーンファクトリー」シリーズを思い出すなぁ。最初の二作しかやってないけど、あれも無駄にマップが広く感じたゲームだった。
セーブがどこでもできるのはいいけど。これもルーンファクトリーの影響かな?
面白くない訳ではないけど、結構面倒臭いなぁ。
なんか、プレイヤー側がやりこもうとするのでなく、「やりこませたい」という制作者の意図を感じる。
うーん…この手のって、制作側はさらっとしてくれていた方がいいんだけど。こっちが気に入れば勝手にやり込むし。
なんて思ってやっていたら、お祭りは増えたのに、住人とのイベントは減って、恋愛が進むと台詞が変わる、というのは無くなってる。
…なるほど、だから時間が進んだ感じが少ないんだ。一気につまらなくなる。
さらに、出荷箱の廃止は異様に不便に感じた。マップが滅茶苦茶広すぎるせいもあり、毎日町まで行くのが面倒。
しかも、「陣取り」って…面倒くさい。
一応、攻略本通りやれば一年で全部借り切ってしまうことはできたけど、牧場主やってるのに町の畑を借りるって、貧乏くさくて嫌。
レストランの料理が、高価であれば回復量が多い、という訳ではなくなっていて衝撃。
しかも、注文した物以外にいろいろ画面に出て来るのに、回復量は注文した料理の分だけって、何の意味があるんだろう。
細かい不満は色々あれど、とりあえずクリアを目指して頑張ってみたが…貿易国、ラスト二カ国の出現条件、きつすぎ。
私は牧場がやりたいのであって、アイテム作って売りたい訳じゃない。これじゃ「工場物語」だよ。
牧場物語って、のんびりやっていてもいつのまにか達成される目的があったりするのがいいところなのに、今回のんびりやっていたら絶対エンディングにたどりつかない。
…うーん。
面白くない訳ではないのに、残念感が漂うのは何故だろう。好感度が上がっていくのが、台詞で表現されないから?某キャラが死んだ後、そのキャラの家も何もかも、翌日には消え去っていて、だれもそのキャラの話をしないから?
…うん、こういう細かい不満がいくつもたまって、残念感をかもしだしているんだろうなぁ。
途中でいったん放り出して、「はじまりの大地」をやってみた。こちらもいろいろ言いたいことはあるけど、面白さの方が勝った(畑やら町やらのカスタマイズは、楽しいけど好かないが。実際にはありえなさすぎる要素が入ると、いくらゲームとはいえ冷めるので)。
結論。
中古で買うならあり。新品で買ったらもったいない、という出来。面白くない訳ではないけど、いらいらすることの方が多いので。
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