あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

お初

2011-01-05 | 日記

お初に関して読売新聞の記事が「編集手帳」に掲載されていました。



それは昔お正月などに新調の服を着ていると、
遊び仲間から背中や腕を「おはつ」といって
ポンと叩かれ、お初を着ている者への
祝福と羨望に対して叩いてもらって
厄落としをしたわけであろうと、
作家の戸板康二氏が随筆で子供の頃を回想している。
との内容が書かれていました。

この「お初」に関しては最近はすっかり忘れていました。
子供の頃元日の朝には、新しい下着と何かしら新調の物が
用意されていたものでした。

思い出せば中学生の頃近所のお店の小学生の双子ちゃんの
お勉強相手のアルバイト代で頂いた「桐のげた」が
新年の足元を飾り喜んだ覚えが思い起こされました。

今は子供たちも私たちもあえて新年に新しいものを買うとは限らない。
皆いつでも綺麗な身なりをしている。
少し区切りをつけて身を引き締めて行かなければと思う。
老後の終い支度にはごみの山、始末に後の者が困る。

さて、明日から初仕事、
何か新しいものはないか。
ありました。クリスマスに戴いたマフラーが・・・
暖かな気持ちと一緒に初出勤
今年はドジをしないよう
「おはつ」さんに無事に過ごすことを願いながら。