あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

銭湯お遍路40

2011-04-12 | 日記
吉祥寺 弁天湯

JP吉祥寺駅下車 ダイア街を通り抜け、東急デパートを目指し、
藤村女子中・高の隣 徒歩7分 煙突が見えてきます。

以前から行きたいところだったがやっと、3月に行ってきました。
東日本大震災のあったあと少し落ち着いてからでしたが、
3月は1回しか行かれなかったので、今年中の88か所目標達成は遠のきました。

ダイア街を抜けてまっすぐ歩いて行くと煙突が見え、
外には薪が沢山積み上げてありました。


弁天湯は定休日に「風呂ロック」B.T.Uと題してライブイベントを行っています。
外壁にも表示してあり、内部にはポスターが貼られ有名人も出演されていました。



カウンター形式でフロントも広々としています。

脱衣場も広く、浴室との仕切りの上部には裸婦、魚、海藻の絵が摺りガラスに描かれています。
浴室への入り口は3か所あり、洗面台の他に小さな洗い場までありました。
籠、ロッカーは多く、床はピカピカ、トイレは中庭に面してありました。

浴場はシャワー付きカラン、黄色のケロリン桶。
背景画は2月に描き替えられた、ローマのヴェスピオス火山の絵が雄大でした。
絵師は、中島盛夫氏。完成後盛大なイベントが行われたようです。
他に舟・鳥の絵や彫像などあり中々賑やかでした。

浴槽は、薬湯・レモングラス+グレープフルーツ(精油入り)、日替わりのようです。
電気風呂、座湯、カリウム石浴湯、などあり、
色とりどりのバラの花が浴槽一杯に浮かんでいました。
バラの花に囲まれて入ったのは初めての経験でとてもいい気分でした。

帰りは日も暮れて街中が節電の影響で暗い中ふと見ると、
昔、夫とよく行ったレストランが目に入り、迷った末寄ってみました。
50年前は「バンビ」という名前で、今は平成に入りリニューアルし、
店名も「ジャポールージュ」となり外観も変わっていましたが、
中は相変わらず狭い階段を上がっていく2階はそのままでした。



スタッフの方と昔話をしながら、レストランバンビ時代の復刻メニュー
「牛ハラミのバンビ焼き」スープ、サラダ、パンといただき、
湯上りの後のお腹を満たしてきました。
ずっと節約節食ムードで過ごしてきましたので少々のスタミナを・・・


街中計画停電、節電のためネオンは消え以前の賑やかさはなく、
ほの暗い道を駅まで歩き、被災地の状況を思うとこの比ではない。
一日でも早い復興を願うばかりでした。