嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

モウスコシの花

2004年10月04日 09時49分17秒 | 駄文(詩とは呼べない)
サイコロを街に向かって力一杯投げつけ
一人で思う
こんなもんで何が決められるっていうんだ…

空に浮かぶ雲をハサミで切って
大切に保存する
こんなもんで何が残せるっていうんだ…

テレビをよく振ってかき混ぜる
音量を最大にした時と消音にした時の電気代は1年間に5円しか変わらないんです…
うるさいテレビの悲鳴が聞こえる

台風が来るらしいので
自転車を倒れる前に倒した
これでもう倒れまい!

近所の犬は側を通ると
茶色い耳をピンと立てて不思議そうに僕を見つめる
おまえの言う事なんてわかんねーよ
でも、また会おう

公園で石ころを蹴る僕は
石を見てるのかつま先を見てるのか…
どちらにせよ何も見ていない

ふと真上を見上げて
今日が秋かもしれないって思った
風の匂いは僕に寂しさを教えていた

僕が言いたい事、誰かに伝わってるだろうか
僕が書いた事、何か意味があるだろうか
僕がここに居る事、誰か気付いてるだろうか

読んでくれ
俺の文章
そして何かを、何か、なにか
いや、やめておこう
こんなもの!
いや、つづけよう
もうすこし
もう少し
モウスコシ