嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

両足のペダルが踏めない

2004年10月21日 19時26分50秒 | 駄文(詩とは呼べない)
誰かが僕に親切にするたびに
僕の寿命は1秒ずつ縮んでいく

与えられすぎた幸福と
背伸びしすぎた時間が
僕を真綿のチューインガムで縛り続ける

駄目なんだよ…
俺はただの…
俺はただの罪人なんだ
珍しい天然記念物にも
ダイナマイトの化石にもなれないんだ

この苦しみが伝わらなくても
過呼吸の呼吸音くらいは
君に聞いて欲しいと思った

だってさ
誰もいなくても
誰も見てなくても
あっちがこっちに変わってしまっても

俺の呼吸音って
宇宙の響きの欠片なんだろ?

電子ピアノがうるさいよ

今日は何曜日だろうか

デスクワークと頭脳労働って似てるけど違うよね

2004年10月21日 19時11分14秒 | 駄文(詩とは呼べない)
俺は妄想の中でファミレスを窓からちらちら覗き見しながら
涎を垂らし過ぎた考えで
メニューを迷うがごとく
ファミレス付近の道を迷走ゲームする

ノートPCが欲しいと切実に思った

だって、言葉を食べながら
料理を見物できるんだろ?

それって
栄養失調の脳みそには
すごーく刺激的なんでない?

まぁ、そういううさんくさい自分の歩き方ってのも
眠さと同じくらい大事なんだと思う

天下一武道会に出る気はないけど
サイバイマンとバイキンマンの中間くらいのアホっぷりで
「はーひふーへほー!」
って叫ぶくらいなら
いいかもしんない。

午後七時1分の気持ち。

おいてけぼりの時間

2004年10月21日 15時52分21秒 | 駄文(詩とは呼べない)
パズルのような説教を聞いて

おしつけのような言い訳を吐いて

告訴状のような呟きで

生きてることを誰かに責められるなら

そんなこと、できるはずないよと

そんなこと、あるはずないよと

そんなこと、きいたことがないよと

知らんぷりすれば
それは誰かにとって
おいてけぼりの時間になる

1秒くらいは人の話を聞こうかな。

親愛なる他者へ

2004年10月21日 15時44分09秒 | 駄文(詩とは呼べない)
君がすぐ側に居るという孤独
君が笑いかけてくれるという孤独
そういうものをもっと切実に感じられるようになるといいね

殴り合える距離だからこそ
握手が痛いと思う人間がいたって
別にいいんじゃないかな

缶蹴りの右足で太陽を蹴っ飛ばして
痛いことを笑えるようになるといいね

遠くに光る太陽を見て嘆くよりも
盲目な時間を嘆くよりも
痛いと感じる自分を見つめる目が

今は人間なのかもしれないね

明日、僕は水を飲みます
美味しかったら
また何か書くね

言葉のポケット

2004年10月21日 09時42分13秒 | 駄文(詩とは呼べない)
言葉が言葉を生み出すのは
そこに自分が物語を読み取っているからだっていう仮説、
たまには信じてみてもいいんじゃないかと。

信じてみるって言葉自体が
そもそもトリック&パラドックスのような気もするけれど。

あちらがわにある遥かな言葉の海から
自分だけがこそっと盗んだ言葉を取り出して
人にエイッって投げつけて逃走するのは

ピンポンダッシュの美学と同じで
そこにはささやかな幸せが潜んでいる気がする

今日の午後が冷たい海と共にあるといいね。

おはよう。

君は元気かな?

風が吹くにもエネルギーが要る

2004年10月21日 09時10分13秒 | 駄文(詩とは呼べない)
俺、やだよ
このままじゃやだよ…

でもどうしたらいいのか…

わかんねーよ
頭悪いんだからさー

でも俺が見つめてるのは
この世界の海よりも遥か先にある
誰も知らない海だし

この時間を誰よりも多くずっと見てた気がするし
この何も出来ない無力な時間を愛せるようにならないと
きっと何も変わらないような気がするんだ

誰よりも深く世界を知ろうとして
世界の欠片を覗こうとして
開いて覗いたのは自分の頭の中だった

そんなオチ、もう飽きたよ

空気が寂しいよ
台風がもっと暴れ回ったらいいのにね