嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

会いたいのに会えないのは僕が自分を拒否するから

2004年10月05日 23時14分44秒 | 駄文(詩とは呼べない)
折れた翼を
畳んでは広げ畳んでは広げ
恋する事を忘れた鳥たちが
地下鉄の空でまっすぐに飛び立って歪んでいく

遠い空の端っこに
ぶつかっては砕け散る夢は
その思い出の中にある色褪せた輝きだけが恋に似た色をしていて、
それは本当にそっくりで…
僕は思いを馳せるだけで
意識し過ぎた自分が今どこに居るのかわからなくなるんだ。
身勝手な僕は自分を確かめるため、
ただそのためだけに君に会いたくなる。

会いたいんだ、本当に会いたいんだ。
君はこんな僕を、許してはくれないだろう。
君が安全距離から愛想笑いして、
そしてまた僕は僕を見失ってゆく。
会いたいよ。
会いたいんだ。
君の中の僕に、会いたいんだよ。