嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

美しい死に顔の為に。

2004年10月09日 14時16分23秒 | 駄文(詩とは呼べない)
美しい死に顔の為に今から出来る事を。
できるだけのことを。

あるべき場所を見失い
毒のように忠実な花であるべきと考えます
美意識とはそのように僕をつらぬきます

与えられたかどうかが問題ではないのです
与えるべきなのです
僕の中に棲む汚染されたあなたに最高の美学を

かつて友だった死がいつも僕と親しくあるように
過ちの海で絶望のうねりの中に誓うのです
あなたが好きだと

あなたが好きだと。
美しいあなたが好きだと。
美しいとあなたは等価値だと、僕は僕に誓うのです
刹那を味に変えて

最高の栄誉をあなたに!
最低の存在をぼくに!

解き放たれた野獣の魂が
与えられすぎた世界を必死で食らうように
あるいはあなたにとって僕がゴミ同然であるように
あるべきものは美しく
とても美しくあるべきだと思うのです

あるいはそのとき僕がただ狂っているだけならば
あなたの中にある狂おしい美しさが
僕を狂わせていると考えます
ならばこそ、僕は痛いのです

痛いくらいに美しい
痛々しい美学
そういうものに僕は憧れているのです