嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

やっぱりわからない

2005年09月12日 20時25分11秒 | 駄文(詩とは呼べない)
頭がうまく働かないけれど、返事だけはしておきたい。自己中でもなんでもいい。罵
倒されてもいい。返事だけはしっかりしておきたい。君が最低だとは思いません。今
でもやはり、君を嫌う事はできません。僕はどうしても、君の言葉を信じたい。それ
が例え嘘であったとしても、ほんのささいな事で嘘が本当になるような気がするので
す。今、僕はまるで何かを試されているかのような気分です。例えばもし、僕のルッ
クスが悪いだけなら、君が僕をコーディネイトすればいいのだし、例えば姿勢が悪い
なら、姿勢を正せばいい。
でも、そんな簡単な問題ではないのでしょうね。君のメールからは、僕の何が駄目な
のか、うまく読み取れなかった。あのメールからは、君の心に棲む仮面についてしか
わからなかった。だけどあんなのは自信の喪失からくる言い訳にしかなっていない。
本当は、僕の欠点を怖くて指摘できないだけなのではないですか?もっと君の意見を
僕にぶつけて下さい。遠慮ばかりしてないで本物の僕を見て下さい。僕は裸の心で受
け止めるだけです。傷ついてもいい。君の中の悪意を全て僕に吐き出して下さい。

外部と対峙する事ができません。

2005年09月12日 19時28分21秒 | 駄文(詩とは呼べない)
大切にしていた人は
繊細な嘘吐きでした。

アルエと会った日にお守りとラブレターを彼女から受け取ったのですが、
その四日後には最後のメールが届きました。
「もう会えない、話せない、メールもできない」という内容でした。
そこには、今までの全てが嘘であったと書かれていました。

彼女と手を握って栗林公園を散歩した記憶は、まだほんの数日前で、
僕の中でその緑色の風景は鮮やかさを失っていません。

そして僕は、四国をぐるぐるまわって、何かを探しました。
例えば新しい家とか、街とか、田舎とか、空気の匂いとか、
おそらくは、僕を居させてくれる風景を探しました。

だけど僕には見つけられなかった。

数日前、僕は彼女に今まで誰にも話した事のなかった秘密の弱さを打ち明けました。
彼女は僕を「許す」と言ってくれました。
だからこそ僕は彼女に会おうと決めた。

だけどその全てが嘘なら、
醜く、きたなく、汚らわしい僕の生命活動は、きっともう許されない。

家に帰ったら、じいちゃんが死にました。今朝の話です。

僕はまた、死ぬチャンスを逃したのだろうか。
あるいは、今が決断の時なのだろうか。答えは出ない、頭がうまく働かない、
今はただ、死んだように深く眠りたい。

それでもきっと、
現実は僕を許さないだろう