もっともっと、絶望的な今日になればいい。
はやく歴史が終わればいい
僕と一緒に人類が死ねばいい
全部壊れてしまえばいい
こんなもの、誰も読まなければいい
美しいものが
世界を白く染めてくれさえすれば
僕は世界を
真っ黒に染める事ができるのに
どこにも、美しい景色がない
なんの力もない
誰もいない
ここはなんの世界なんだ
ここは誰の世界なんだ
ここは世界なのか?
言葉の中から、意味が、急速に失われている
無かったはずなのに??
無いモノを、失う事なんて、あるのだろうか
わけがわからない
僕は、何を探していたのか???
死
誰の死?
何の死?
世界の死?
もしかして
引力が、崩壊しかかってる??
固すぎる脳みそは、何かを記録できない
やわらかすぎる脳みそは、記録を保持できない
形、は美の中に包含されるのか?
美しい形は、形が美しいのか、美しいが美しいのか、美意識が、美しいのか、
どれなんですか?
よくわからない
ここは、いつから、ここに?
これは、いつから、これに?
ちょっと待て
さっきから、待ちっぱなし
??
誰?
僕は、誰?
君は、誰?
俺?
俺が何か?
……??
今、僕は、点になる事に、失敗した!?
ちょっとまて。
僕、誰かに何かを
盗まれてないか?
大切なものが、欠けている感じがする。
おかしい。
ここは、普通の世界。
ここは、あたりまえの場所。
ここは、君がいたところ。
そして僕が、死に場所を、探し始める場所。