嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

夢だけを見て生きたっていいと思うよ

2004年09月17日 02時20分51秒 | 駄文(詩とは呼べない)
ありもしない将来性と等価交換の夢たち
作られすぎた衝動と名脇役達の演技
腐敗する自分と新しさを手にする口
無頓着に整理された歯車の手が
今、僕の中から伸びてくる

自由に舞うゴミを吸って
灰色の呼吸で
今、僕は吐き溜めに向かって転がってゆく

古新聞だけが優しい睡眠を妨害しながら
逃げていく色を捕まえる

ガードレールの曲がり具合が
染みついた歴史の哲学を刻んだとしても
もう二度と同じ明日は来ないのだと思うと
僕は体が痒くなった

ここはどこなんだろう

狼は吼える
高らかに誇りを求めて

臆病者の街を
怒りの炎で燃やすため

僕は自分の服に火をつけて笑った

僕の涙が止まらない

2004年09月15日 20時02分00秒 | 駄文(詩とは呼べない)
ダメなのかな
もう駄目なのかな

僕はもう誰に
何を話したらいいのか
わからない

悲痛な叫びを明かす相手
誰でもいい
つまり誰も居ない

僕はやっとわかった
僕には親友が、一人も居ない。

言いたい事、たくさんあるんです
話したい事、いっぱいあります

だけど、僕の言葉は一体誰の為にあるのか
全くわからなくなってきた

僕はわかった
僕は、僕自身の悩みを
一人で抱えきれないほど
弱すぎて
あまりにも弱すぎて
だから誰にでも
自分の事を話す

それが露出狂の正体なんだ

僕はピエロなんかじゃない
笑えないんだ
笑えないから
笑いを知る為に
人を笑わせようとする

心を知りたいんだ
僕には、一つもない
心が、一つもない
僕は狂っている

僕はなんのために
なにを書いてるんだ

わけがわからない

痛いよ、舌が痛い
頭が痛い
喉が

声が─出ない

お願いです
もう、僕を見ないで下さい。

語りかけないで
知ろうとしないで
触らないで

そっとしておいて
側に居る事を
ただ、許してくれればいいのに
どこにも
僕の居場所は無い

僕は何も知りたくなんかなかったんだ

なんでなの!
どうして僕に無理矢理
現実を見せるの!?

怖くなんか無いよ
こんなもの
ただ、痛いんだ
あまりにも痛くて
何も言えなくて
伝えられなくて
だから声を出そうとするのに
声が出ない

僕は
誰かの側に
居たいよ

もう家族なんか要らない
家族ごっこもしたくない

僕に何も触れない
他人が欲しい
僕を知ろうとしない
他人が欲しい

息が、、、できないよ。

ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい

何も──聞かないで下さい
お願いします
お願いします
お願いします

涙が止まるまでは泣きたいと
初めて思った。

書きたい事はあるんだよ

2004年09月14日 02時26分20秒 | 駄文(詩とは呼べない)
もうすでに使い切った地獄の中で
噛み締めた時間は
なんと無力なのだろう

灯りが揺れて
風で揺れて
気持ちが揺れて
揺れて揺れて
全て揺れて

そして僕は全てを忘れていく

謝ってもダメ
何書いてもダメ
駄目なものはダメ

秋が来たからじゃない
終わりが来たからじゃない
はじめからわかってた

ここにはなにもない

すべてはここにしかない

燃え上がる情熱は
縁石を溶かして
呑み込む力となるだろうか

幻を夢見て
灯りを見つめて
僕はここに立っている

僕は 立っている

戦略的パートナーとしての言葉

2004年09月13日 00時12分09秒 | 駄文(詩とは呼べない)
俺は人生に絶望すればするほど
自分は特別な存在であるかのような
奇妙な使命感を感じて
そこに生への飢えと渇きを見出す

それは思考運動する言葉には
意味空間の座標よりも
むしろベクトルの強さとか
描いている軌跡とか
デザイン的なものの方にこそ
人の深層を表す
ヒントが隠されているからではないだろうか?

状況証拠を掻き集める
殺人的な言葉には
冷たくて固まった意味が隠されているのかもしれないけど

僕はそんなものよりも
おてんとさまのしたで
だるい人生を寝っ転がって過ごす時の
溜め息の音質の方が

より人間的な言葉に近いのではないかと思った。

「生きている言葉」
まずはそれを探さないと
言霊を掴む事は難しいのかもしれない。

積み木崩しの牢獄

2004年09月10日 19時34分25秒 | 駄文(詩とは呼べない)
駄目だ
ぬるいよ
恐ろしくぬるいよ

誰も本当の事を言わない
誰も俺を非難しない
誰も俺を攻撃しない

何故なんだ

なんでもっと俺を責めない?

俺、無責任だ
他力本願だ

俺の物差し
歪みがでかすぎるのか…?

苦しい。
真実が知りたい
もっと痛みの中で
本当の事が知りたい

現実って
一体何なんだ

魔法の言葉
ニセの現実感

誰かいないのか
誰もいないのか

鏡が見つからない


──そうだ思い出した
鏡は俺が割ったんだ。

アンプの出力が足りません。

2004年09月10日 19時06分36秒 | 駄文(詩とは呼べない)
うるさいよ…
お前の声、うるさいよ。
悪いがちょっと黙ってろ。

敵が足りない…
不幸が足りない…

俺にはストレスが足りない

うるさいよ…

悪意が足りないよ
もっと素敵なエゴを
研ぎ澄ましたエゴを
弱者の声を踏み潰す力を

痛みが欲しいよ
もっと心を削らなきゃ
誰一人として殺せない

うるさい…

なんなんだ…

お前は誰なんだ

壊してくれ
もっと壊してくれ
俺を壊してくれ

熱いよ…
誰か助けてくれ

フリッカー式 第一章しか読んでないけど感想文(ネタバレではない)

2004年09月09日 23時11分16秒 | 読書
僕にとって、もっとも正確に描写し細部まで記憶できる物
それが妄想だった。
そして何一つ解らないままで曖昧に過ぎ去る物
それが現実だった。
それは僕を僕と認識し、意味づけするには
十分すぎるほどの言い訳だったし
また、実際にその通りだと思っていた。

狂気とは何だろうか
日常の中にある非日常
そのような解もあるかもしれない。
だけどもっとも僕にピッタリくるもの
──それは性癖だ。

なぁ教えてくれよヘブン。
ヘブンは今日そこに居なかった。

僕は目の前にある光景がなんなのかうまく理解できなかった。
そして僕は陰毛を一本だけ引き抜いて咀嚼した。
なんの味もしない。
間違いない、これは現実だ。

本の魅力というのは
何の音もしないところだと思う。
そしてコンピューターの魅力はうるさい音だ。

隣の部屋からベッドのぎしぎし軋む音が聞こえ
姉貴の喘ぎ声が聞こえてきた。
僕は身体が震えてその場に居るのも怖くなった。

小学生の登校する様子を二階の窓から眺めて
僕は射精した。
特に誰かが辱められているわけでも
妄想したわけでもないのに
僕は抜いた。

なぜそんなもので抜けるのか
また、なんでそんな事をしようと思ったのかもわからなかったけど
僕にはそうするしか無かった。

部屋の真ん中で大の字に寝そべって泣いた
何が悲しいのかまるでわからなかったが
泣かないと何かが壊れてしまいそうだった。

そうだシャワーを浴びなくちゃ
熱いシャワーを浴びなくちゃ
僕は設定温度を45℃にして
浴槽の中で歯ぎしりしながら
ぬるいシャワーを浴びた。

助けて助けて
誰か助けて
もうしませんもう僕は二度と悪い事なんかしないから
ずっとずっといい子でいるから
だから誰か僕に触れて僕を抱いて僕を抱きしめて
嫌だよ怖いよお母さん怖いよ
お母さん凄く怖いよ
なんで誰も見ないの
なんでクラスの誰も僕を見ないの
誰か見て誰か助けて
居ないの?僕は居ないの?
僕はここにいないの?

何の音も聞こえなかったけど
僕は確かにシャワーを浴びていた。

妄想えっけんと戦っちゃうよ、uhehe!!

2004年09月08日 04時37分01秒 | Weblog
やれやれ…。
えっけんの明日にせっかくコイン賭けてたのに
しばらく賭けるのはやめて静観しよっかな?

消されたコメントがどういうものなのか
途中から見てなかったから
あんましわからないんだけど
ガキの相手するのが疲れるってのは
一応わからなくもないんだけど
「デコピンはするけど殴るのは辞めます」
ってそりゃぁアンタ…(笑)

別の見方ももちろんできるんだけどね。
「グローブは投げた。ここまで上がってこい。上がってきた奴だけ殴ってやる。」
ってのも解るわけだが。

けどな、えっけん君よ。
君はもうちょっと相手の土俵で勝負するって事を学んだ方がいいぜ?
いつも俺のルールで戦ってくれってのは
ちょっと相手に対して優しさが無さ過ぎるんでないかい?

1対多はBLOGの特徴でもある。
だからこそ自分が主役である錯覚が起きて
俺や君のような自意識過剰人間には楽しいし
ハマる要素があるのだと思うよ。
だけど、もう疲れたのか?
それとも単純にヘタレか?
新しいデムパが欲しいのか?
ラブレターが欲しいか?
送ってやろうか?

エネルギーが欲しいか?
癒しが欲しいか?
時間が欲しいか?
ネタが欲しいか?

どれもあげないよ。
自分で何とかしようぜ(笑)

明日も明後日も、君には両手があるのだから。

風が吹いただけだよ

2004年09月08日 03時31分14秒 | 駄文(詩とは呼べない)
通りすがりの美しさは
風のように自然な美しさであって
台風のような暴力ではなくて
竜巻のような爪痕を残すわけでもなくて

それはやっぱり美しさのまま残るから
書き留める事も
閉じ込める事も出来ないのだと思う

だけどもし
世界に本当に色があるなら
本当に世界に色を感じるなら
僕はその一瞬だけは
絵の具があるんじゃないかって
そんな気がするんだ

だからもしも僕が
その絵の具の色を知る事が出来たら
一つだけ
ほんの一つだけ
ほんのちょっとの何かを描くだけで

それは世界の絵だって
誰かが気付くんじゃないかと
思える今があるから

美しさは今に閉じ込められて
永遠を作り出すのだと思う

見えない色を使って
見えない言葉で
透明のキャンバスに
奇跡を描けたら

何かが変わるかも
しれないのにね

そんな嘘だけが
さらさらと僕の中を駆け抜ける

さらさらと
そしてさらさらと

未完成の死んでいる絵

2004年09月08日 03時15分01秒 | 駄文(詩とは呼べない)
もし、許されるのであれば
僕はあなたのために絵を描きたい。

だけど僕は絵を描けない

真っ白なキャンバスに
見た事もない色の絵の具で
世界の美しさを一瞬だけ固めて
無理矢理描くんだけど
決して完成しない。

閉じ込めた美しさは
永遠の輝きを持つ代わりに
命が宿るまで
決して完成しない。

そんな素敵な絵は
僕には描けるはずもないのだから

だから僕は謝罪して

ごめんなさい 今日も描けませんでした。

と、寂しい一文だけ書き添えて
そして筆を遠くへ投げ捨てる。

誰かの為に描く絵
本当にそんな絵が…?

惰性を壊す為の鼻歌

2004年09月07日 01時00分47秒 | 駄文(詩とは呼べない)
幻想都市の成れの果て
憔悴しきった桃源郷

馴れ合い地獄のこの岡で
野原を焼いて暮らそうか

崩れる前に壊そうか
消える前に壊そうか
完成前に壊そうか

悪魔を書いて
神を破いて

呪いの鬼火で
燃やしてしまえ

思い出は要らない
歴史なんか必要ない
必要なのはエンディング
始める為のエンディング

記憶の呪符を貼り付けよう
僕をこの地に呼び戻そう

俺を殺して
もっと殺して
死を見つめて
もっと見つめて

要らない要らない
何も要らない
壊れる壊れる
全部壊れる
輝け輝け
もっと輝け

そうだ、やっぱり明日の事を書こう。

ヴァーチャルシティ・ドットジーの人々

2004年09月06日 17時21分50秒 | 駄文(詩とは呼べない)
ヴァーチャルシティ・ドットジーの人々は
笑顔がとてもにこやかだ。
そこでは日々楽しく生活している人々が居る

世界に終わりが訪れようとしている今でさえ
ヴァーチャルシティ・ドットジーの人々は
笑顔を絶やさない

誰も笑顔の意味を知らない
誰も笑顔の意味を聞いてはいけない
ヴァーチャルシティ・ドットジーの人々は
今日も平和だ

呼びかけてるのか呟いてるのか。

2004年09月04日 20時20分07秒 | 駄文(詩とは呼べない)
みんな、騙されてはいないだろうか?
自分の身体という境界距離内にあるものは
いつも自分の意志通りに動くと、思ってはいないだろうか?

友達という境界距離は
居心地の良さを作り出すと共に
小さな世界枠として
大きな世界枠に対しての新陳代謝を繰り返す

だが僕の身体という境界距離では
僕の意志とはほぼ無関係にシステムが動いている
心臓の鼓動を止められないのはもちろんだが
呼吸器系も意志に逆らうし
手や足だって自由に動いてはくれない
それどころかもっと恐ろしい事に
自分の脳内においてさえ
様々な自分が僕を苦しめるのである

こんな自分戦争を繰り返していては
いつまでたっても心の平和なんてこない
僕の中ではいつも大量虐殺と政権交代が行われている
そしてその政治に参加しようとしない僕と
僕を無理矢理あちこちに連れ回す
司令塔としての俺が居る

僕は世に言う多重人格者ではない
不完全だけどハッキリした記憶
一言では言い表せないいい加減な性格
人格がまだ出来上がってないのかもしれない
惰性で生きている自分は居るが
何かを成すための自分は一人も居ないのだから

僕はもう人生を悲観する事にも疲れたのだろうか
最近感情がより一層鈍くなったような気がする
他人の痛みにも自分の痛みにも鈍感になってきた気がする
良くない傾向だ。

ただただぼけた頭で眠そうに世界を眺めるだけの
世界の観客としての僕がいるだけだ
有料映画館世界劇場
いつのまにか公開中
いつのまにか終了中

残り時間は確実に減っているはずなのに
焦る気も起きない
どうだっていいのかもしれない
僕はただこれを見ていたいだけなのかもしれない
見れなくなったら、何か困るかな?