昭和タイムズ ６０年

昭和６０年は、娘が生まれた年です。

この年もいろんなことがありました。
イラン・イラク戦争が激化して、イラン在留邦人が一時、取り残されましたが、
トルコ航空の臨時便が脱出に救援してくれましたね。

日航ジャンボ機の墜落事故に夕張炭鉱でのガス爆発事故。

津軽海峡のトンネルが開通したのもこの年です。

娘を産んだ翌月から、ＮＨＫで「澪つくし」が始まりました。
このドラマのヒロインが沢口靖子さんで、その相手役が、川野の太郎さんでした。
毎朝、８時１５分、テレビの前に座るのが日課でしたね。


そのほかに、ドラマ「スケバン刑事」も始まりました。
マニアックなところで、アニメ「タッチ」がはじまったのもこの年で、
６２年まで続いて、私は、午後７時３０分が待ち遠しかったんです。
もちろん、その後、映画化されたのも見に出かけたんですね・・・。

そして、この年に流行った曲は、数多くあり、
同世代の人なら、曲がなればすぐマイクを握り唄い出しそうなものばかりです。

ジュリアに傷心・恋に落ちて・飾りじゃないのよ涙は・悲しみにさよなら・天使のウインクなどなど。


映画も色んなのが公開されましたが、乳児を抱えては、
映画館にも行けず、テレビ放送になるのが待ち遠しかったように思います。

《バック・トゥ・ザ・フューチャー》は、最高に面白かったです。
続編が出るくらいでしたものね。
もちろん、「ビルマの竪琴」も、忘れてはならない題材での映画でしたね。

そして、映画つながりで忘れられないのは、夏目雅子さんの若すぎる死でした。
「急性骨髄性白血病」という病名も、広く知れ渡ったのもこの年だったように思います。

「鬼龍院花子の生涯」「三蔵法師」など、忘れられないですね。